今回のテーマは、新幹線や電車にあるグリーン車と指定席の違いです。旅行や帰省するときにグリーン車や指定席を利用する人も多いよな。しかし、「利用したことはあるけど何が違うの?」と疑問に思っている人も多いのでなないか。これら2つにはどのような違いがあるのか雑学好きライターのsatokoと一緒に解説していきます。

ライター/satoko

現役エンジニアで旅行好き。長期休暇でよく旅行に行く。わからないことは調べるくせがあるのでこれまで得た知識でわかりやすく解説していく。

席の種類

image by iStockphoto

通勤や通学、お出かけなど普段から電車を利用する人も多いのではないでしょうか。旅行や帰省では新幹線を利用するという人もいますよね。では、多くの人が利用する電車や新幹線にはどのような種類の席があるのでしょうか。それぞれ見ていきましょう。

1.自由席:事前に席が決まっていない

在来線の中で一番多いのがこの自由席です。山手線などは自由席しかないですよね。自由席は席が決まっていないので自分の好きなところに座ることができます。しかし、混雑時や満員電車では座れないこともあるのがデメリットです。自由席は普通列車であれば乗車券または定期券で乗車することができ、指定席やグリーン車より安い料金で乗車することができます

2.指定席:事前に席を指定

指定席は特急列車や新幹線などにありますね。指定席は乗車券とは別に指定席券もしくは特急指定席券が必要で、乗車券に追加の料金が必要です。指定席は指定席券を購入するときに座席を指定し、乗車するときにはその指定した座席に座ることになります。指定席は混雑時でも必ず座ることができるのがメリットですね。

3.グリーン車:一段階上のサービス

グリーン車は新幹線や在来線の一部などにありますよね。四つ葉のクローバーのマークが描かれた車両がグリーン車です。グリーン車に乗車するには乗車券とは別にグリーン券が必要になります。グリーン車は自由席や指定席に比べてサービスが充実していることもあり、旅行や仕事などで疲れた時など満員電車に乗車するのがしんどいと思う時に利用する方も多いのではないでしょうか。

\次のページで「グリーン車と指定席の違いは?」を解説!/

グリーン車と指定席の違いは?

image by iStockphoto

新幹線や電車にどのような種類の席があるのか紹介しました。乗車券とは別に追加料金を支払うことで乗車できる指定席とグリーン車。自由席に比べて便利で快適そうですよね。ではこの2つは具体的にどのような違いがあるのか新幹線を例に違いをみていきましょう。

違いその1.座席

グリーン車と指定席では座席が違います。座席数がグリーン車は横4席×17列なのに対して普通車は横5×20列です。グリーン車と指定席では横の席数が1席分違いますね。そのため、座席の幅がグリーン車は50cmなのに対して普通車は40cmです。10cm違うと座った時の圧迫感が全然違いますよね。

さらに列も3列分違うため、前後の間隔もグリーン車が116cmなのに対して指定席が98~104cmと違います。前後の間隔が広いと足を延ばすことができ、リクライニングも気にせず倒すことができますよね。このようにグリーン車は指定席に比べて広くて座り心地の良い座席になっています。

違いその2.設備・サービス

続いて設備やサービスにはどのような違いがあるのでしょうか。グリーン車と指定席では以下のような違いがあります。

コンセントがグリーン車は全席指定席は窓際のみ
・空調の風量調節がグリーン車は可能。指定席は不可。
・グリーン車はおしぼりとひざ掛けを借りられる。
グリーン車は読書灯、足置き、サイドテーブル、レッグウォーマー機能がある

違いその3.空間・静かさ

image by iStockphoto

空間・静かさにはどのような違いがあるのでしょうか。違いをみていきましょう。

\次のページで「違いその4.料金」を解説!/

グリーン車は絨毯仕様で足音がしない。指定席は堅い床
・グリーン車は指定席に比べて乗客が少ない。
・グリーン車は比較的年齢層が高く子連れが少ない。指定席は幅広い年齢層。
グリーン車は指定席に比べ照明が暗めで落ち着いた雰囲気

違いその4.料金

グリーン車と指定席の座席や設備の違いからグリーン車のほうが料金が高いというのはおわかりかもしれません。では、どれくらい違うのか東京から新大阪までの料金で比べてみましょう。

自由席:13,870円
指定席:14,720円
グリーン車:19,590円

いかがでしょうか。グリーン車と指定席では約5,000円ほど違いますね。グリーン車で快適な旅を満喫するのもいいかもしれないですね。

グリーン車と指定席の違いは快適さ

グリーン車と指定席は座席の広さ、設備、サービスと様々な違いがあります。こうして比べてみると指定席に比べてグリーン車はとても快適に過ごすことができそうですね。その分グリーン車は料金も高めになります。グリーン車に乗ったことがないという方も多いと思いますが、旅行などちょっと贅沢に快適な旅をしてみるのもいいかもしれないですね。

" /> グリーン車と指定席の違いとは?料金や設備・サービスも雑学好きのライターがわかりやすく解説 – Study-Z
雑学

グリーン車と指定席の違いとは?料金や設備・サービスも雑学好きのライターがわかりやすく解説

今回のテーマは、新幹線や電車にあるグリーン車と指定席の違いです。旅行や帰省するときにグリーン車や指定席を利用する人も多いよな。しかし、「利用したことはあるけど何が違うの?」と疑問に思っている人も多いのでなないか。これら2つにはどのような違いがあるのか雑学好きライターのsatokoと一緒に解説していきます。

ライター/satoko

現役エンジニアで旅行好き。長期休暇でよく旅行に行く。わからないことは調べるくせがあるのでこれまで得た知識でわかりやすく解説していく。

席の種類

image by iStockphoto

通勤や通学、お出かけなど普段から電車を利用する人も多いのではないでしょうか。旅行や帰省では新幹線を利用するという人もいますよね。では、多くの人が利用する電車や新幹線にはどのような種類の席があるのでしょうか。それぞれ見ていきましょう。

1.自由席:事前に席が決まっていない

在来線の中で一番多いのがこの自由席です。山手線などは自由席しかないですよね。自由席は席が決まっていないので自分の好きなところに座ることができます。しかし、混雑時や満員電車では座れないこともあるのがデメリットです。自由席は普通列車であれば乗車券または定期券で乗車することができ、指定席やグリーン車より安い料金で乗車することができます

2.指定席:事前に席を指定

指定席は特急列車や新幹線などにありますね。指定席は乗車券とは別に指定席券もしくは特急指定席券が必要で、乗車券に追加の料金が必要です。指定席は指定席券を購入するときに座席を指定し、乗車するときにはその指定した座席に座ることになります。指定席は混雑時でも必ず座ることができるのがメリットですね。

3.グリーン車:一段階上のサービス

グリーン車は新幹線や在来線の一部などにありますよね。四つ葉のクローバーのマークが描かれた車両がグリーン車です。グリーン車に乗車するには乗車券とは別にグリーン券が必要になります。グリーン車は自由席や指定席に比べてサービスが充実していることもあり、旅行や仕事などで疲れた時など満員電車に乗車するのがしんどいと思う時に利用する方も多いのではないでしょうか。

\次のページで「グリーン車と指定席の違いは?」を解説!/

次のページを読む
1 2 3
Share: