今回はタコとイカの違いについてみていきます。タコとイカの違いと聞いて真っ先に浮かぶのは足の数が違うことくらいですが、タコとイカについて詳しく調べてみると足の数以外にも様々な違いがあることがわかったぞ。そんなタコとイカの違いについて雑学コレクターのモトキと一緒に解説していく。

ライター/モトキ

月20冊以上の本に目を通す雑学コレクター兼ライター。日頃より培った知識とその情報取集力を活かして分かりやすく情報を伝えていく。

タコとイカの違い

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皆さんはタコとイカの違いは何だと思いますか?「え?タコとイカって足の数が違うんじゃないの?」と回答する方が多いのではないでしょうか。ですがタコとイカのことをよく知ると、足の数以外にも多くの違いがあることが分かります。

今回の記事でタコとイカの知識を学んで、ぜひ家族や友人などにここで得た雑学を披露してみてください。きっと「なんでそんなこと知ってるの?」と興味を持たれること間違いなしです。それでは早速タコとイカの違いについてみてみましょう。

タコ:頭足類、八腕形上目・タコ目

タコは生物学的な観点で見ると、頭足類・八腕形上目・タコ目という分類にされている生き物。いきなり頭足類・八腕形上目・タコ目と言われても分かりづらいですよね。簡単にまとめると、足が8本あり頭と胴体、足が分かれている生き物ということです。

イカ:頭足類、十腕形上目

続いてイカが生物学上でどのように分類されているかをみていきましょう。イカは頭足類・十腕形上目という分類に位置する生き物で、こちらも簡単に言い直すと足が10本ありタコと同様に頭と胴体、足が分かれている生き物です。

ただしイカに関しては、厳密に言えば足が10本あるわけではありません。イカは足が8本、触腕(しょくわん)と呼ばれるものが2本。足と触腕合わせて10本とされています。

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違いその1:吸盤の構造

タコとイカの吸盤は構造に大きな違いがあります。構造の違いによって役割も変わってくるため、その辺りを詳しくみてみましょう。

タコ:吸盤

タコの吸盤はそのままの意味で張り付くとなかなか取れない構造をしています。一体どのような仕組みで張り付いているのかを簡単に説明すると、吸盤がものに張り付くと吸盤と物との間は真空状態になるため、強力に張り付き剥がれにくくなるというもの。

役割としては獲物を捕らえる際に、逃さぬよう吸盤で張り付けて捕らえたり、岩場などに張り付き外敵に襲われるのを防ぐなどといったものが挙げられます。

イカ:鉤爪

イカの吸盤をよくみてみるとトゲトゲしたリング状のものがついていて、それがまるで鉤爪(かぎづめ)のように引っかかりやすい構造をしています。

役割としてはこちらもタコ同様に獲物を捕獲するためについていると言えますが、そのほかの要因としてイカはタコと違い遊泳能力に優れている特徴も持ち合わせており、泳ぎながら獲物を捕らえやすくするために鉤爪型の方が都合が良い。といった観点からイカの吸盤は鉤爪型になっていると言えます。

違いその2:墨の質と役割

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タコとイカの墨にも質や役割に違いがあるのをご存知でしょうか?タコとイカの墨について詳しくみていきましょう。

タコ:サラサラとして煙幕として使用

タコの墨にはどのような特徴があるのかみてみましょう。タコの墨はサラサラとした性質があり、水中で使うと辺り一面に墨が広がるため、目くらましや外敵から逃げるための煙幕として使用されます。

イカ:ドロドロして身代わりとして使用

イカの墨はタコの隅と違ってドロドロとした性質のもので、水中で墨を撒いても拡散せずにその場に留まり続けます。その性質を活かして、外敵に襲われた際にイカ墨をまいて外敵が墨に気を取られているうちに逃げる。というように墨をおとりのように使用します。

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違いその3:体色

タコとイカは体の色を自由に変えることができますが、それぞれ目的や役割に違いがあります。果たしてどのような違いがあるのかみていきましょう

タコ:周囲に合わせて擬態することができる

タコは主に周囲に擬態するために体の色を変えます。この擬態能力はイカよりも優れており、私たち人の目から見てもどこにいるのかわからないほど。タコの擬態する能力は、主に獲物を捕まえるためや外敵から逃げるために必要な能力になります。

イカ:主に仲間とのコミュニケーションや威嚇に使う

イカもタコと同様に擬態するためにも体の色を変えますが、タコほど擬態能力は優れてはいないため、我々人の目からするとどこにいるかは一目瞭然です。イカの変色能力は擬態のみならず、仲間同士のコミュニケーションや威嚇する際にも体色を変えます

違いその4:生息地

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タコとイカの生息地にはどのような違いがあるのかをみてみきましょう。

タコ:海の岩場や砂地

タコは主に海底にある岩場や砂地に身を潜めて生活している生き物です。タコは体の色を変えられる擬態能力持っているため、岩や砂の色と馴染むように体の色を変え、獲物を捕食します。

\次のページで「イカ:海の浅瀬から深海」を解説!/

イカ:海の浅瀬から深海

続いてイカの生息地をみていきましょう。イカは海の浅瀬から深海までと海の広い範囲で生息している生き物です。タコとは違い一点にとどまるのではなく、海の中を泳ぎ回り常に移動し続けています

タコとイカは足の数以外にも様々な違いがある生き物

タコとイカをよくみてみると、足の数以外にも吸盤の構造や墨の質などというように様々な違いがあります。今回お伝えした知識をもとにタコやイカをよく観察してみてください。これまでとは物の見方が変わって何か新しい発見もできてしまうかもしれません。この機会にあなたが少しでもタコやイカに興味を持ってもらえたならば幸いです。

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雑学

3分でわかるタコとイカの違い!足の数以外にも違いがあるの?吸盤や墨の性質、特徴も雑学コレクターがわかりやすく解説!

今回はタコとイカの違いについてみていきます。タコとイカの違いと聞いて真っ先に浮かぶのは足の数が違うことくらいですが、タコとイカについて詳しく調べてみると足の数以外にも様々な違いがあることがわかったぞ。そんなタコとイカの違いについて雑学コレクターのモトキと一緒に解説していく。

ライター/モトキ

月20冊以上の本に目を通す雑学コレクター兼ライター。日頃より培った知識とその情報取集力を活かして分かりやすく情報を伝えていく。

タコとイカの違い

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皆さんはタコとイカの違いは何だと思いますか?「え?タコとイカって足の数が違うんじゃないの?」と回答する方が多いのではないでしょうか。ですがタコとイカのことをよく知ると、足の数以外にも多くの違いがあることが分かります。

今回の記事でタコとイカの知識を学んで、ぜひ家族や友人などにここで得た雑学を披露してみてください。きっと「なんでそんなこと知ってるの?」と興味を持たれること間違いなしです。それでは早速タコとイカの違いについてみてみましょう。

タコ:頭足類、八腕形上目・タコ目

タコは生物学的な観点で見ると、頭足類・八腕形上目・タコ目という分類にされている生き物。いきなり頭足類・八腕形上目・タコ目と言われても分かりづらいですよね。簡単にまとめると、足が8本あり頭と胴体、足が分かれている生き物ということです。

イカ:頭足類、十腕形上目

続いてイカが生物学上でどのように分類されているかをみていきましょう。イカは頭足類・十腕形上目という分類に位置する生き物で、こちらも簡単に言い直すと足が10本ありタコと同様に頭と胴体、足が分かれている生き物です。

ただしイカに関しては、厳密に言えば足が10本あるわけではありません。イカは足が8本、触腕(しょくわん)と呼ばれるものが2本。足と触腕合わせて10本とされています。

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