この記事ではサイベリアンとノルウェージャンの違いについてみていきます。どちらも毛が長くて大きな猫というイメージがあるよな。違いはずばり原産国のようですが、見た目や性格など調べてみるといろいろ違いがあるみたいです。
今回はそんなサイベリアンとノルウェージャンの違いを、ざっくりした違いから確認しつつ、生き物好きライター田嶋と一緒に解説していきます。

ライター/田嶋あこ

生き物好きなWebライター。生き物をモチーフにしたイラストなども描いている。観察力を活かして様々な視点から違いを詳しく解説。

サイベリアンとノルウェージャンのざっくりした違いは?

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モフモフとした長い毛が特徴的なサイベリアンとノルウェージャン。どちらも長毛種に分類される大型の猫です。毛の生え方や大きさが似ているため、見分けがつかないという方も多いのではないでしょうか。

まずはサイベリアンとノルウェージャンの、ざっくりした違いをご紹介していきます。

サイベリアン:ロシア東部が原産国の猫

サイベリアンはロシアの東部にあるシベリアの森で自然に発生した猫です。かなり古くから存在している猫で、「ネズミ退治のために飼われていた」という民話が残っています。

ノルウェージャンやメインクーンなど、長毛種で大型な猫の先祖という説も。シベリアの森の猫であることを表す、「サイベリアン・フォレスト・キャット」の名で呼ばれることもあります。

最初はロシアの中だけで繁殖していましたが、1990年頃(冷戦終了後)アメリカに輸出され、どんどん広まっていきました。サイベリアンは極寒の地であるシベリア生まれのため、寒さに強いという特徴も持っています。

ノルウェージャン:ノルウェーが原産国の猫

ノルウェージャンはノルウェーが原産国の猫です。もう少し細かくいうと、デンマークやスウェーデンが含まれるスカンディナヴィア半島も含まれます。正式名は、ノルウェーの森の猫を意味する「ノルウェージャン・フォレスト・キャット」とです。

ノルウェージャンも古くから存在する猫で、「女神フレイアのソリを引いていた」と神話にも登場しています。長い歴史を持つ猫ではありますが、見た目がメインクーンとかなり似ていたため、純血猫品種登録機関(CFA)で新種と認められたのは1990年代と遅めです。

違いその1:見た目・体型

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一見すると同じ猫に見えるほど似ているサイベリアンとノルウェージャンですが、よく見るとハッキリした違いがあります。2種を見分けるとき大きなヒントとなる、見た目や体型の違いをチェックしていきましょう。

サイべリアン:ビヤ樽型で全体的に丸い

サイベリアンはビア樽型と呼ばれる、全体的に丸みのある体型をしています。フワフワに見えますが、体つきがたくましく筋肉質であることもポイントです。

サイベリアンの見た目
・顔:輪郭が丸型(またはクサビ型)
・目:丸みがあり大きめ
・鼻:横から見ると鼻筋がなだらかにカーブしている
・尻尾:全体的に丸みがあって、付け根から先端までの幅がほぼ同じ

ノルウェージャン:後ろ足が長くて全体的にシュッとしている

ノルウェージャンはロング&サブスタンシャルと呼ばれる体型。前足より後足が長く、腰の位置は高めです。骨が太く筋肉質ですが全体的にシュッとしています。

ノルウェージャンの見た目
・顔:輪郭が逆三角型/おでこに丸みがある
・目:アーモンドアイでつり目
・鼻:鼻筋が真っ直ぐなヨーロッパラインとカーブしているアメリカンラインの2種が存在(日本ではアメリカンラインが主流)
・尻尾:付け根側よりも先端側の方が幅が広め

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違いその2:毛並み

サイベリアンとノルウェージャンはどちらも全体的に毛がフサフサしていますが、毛の構造が異なります。毛並みの違いについてもみていきましょう。

サイべリアン:トリプルコート

寒さが厳しいシベリアで生まれたサイベリアンは、「トリプルコート」という3種の毛を持っています。一番外側の毛から順にみてみると、オーバーコート(太くて硬い毛)・アンダーコート(柔らかい毛)・密度の高い短い毛という構造に。

サイベリアンのようにトリプルコートを持っている品種は、猫の中でも珍しいです。極寒の地で生きるため、体温を逃さないようにする必要があったからだと考えられますね。

毛の色はブラック・ブラウン・シルバー・クリーム・ホワイト・レッド・ブルーなど。ただ原産国のロシアではブラウンやダークブラウンのみがサイベリアンとして認められています。

ノルウェージャン:ダブルコート

ノルウェージャンも寒い地域で誕生した猫のため、分厚く密度の高い毛を持っています。ただサイベリアンと違い、毛の構造はオーバーコートとアンダーコートだけのダブルコートです。

サイベリアンと比べて全体的に毛が長く、首周りや耳の飾り毛もより目立ちます。毛の色はブラック・ホワイト・シルバー・クリーム・レッド・ブルーなど。柄も三毛猫(キャリコ)・タビー・バイカラーなど、様々なタイプがいます。

違いその3:大きさ

サイベリアンとノルウェージャンは大型の猫です。どちらも成猫になると、人間の赤ちゃんと同じかそれ以上に大きくなります。しかし大きさが全く同じという訳ではありません。どのくらい差があるのか、それぞれ具体的な大きさを紹介していきます。

サイべリアン:約4〜9kg

サイベリアンの成猫は、約4〜9kgの大きさになります。性別によって平均は少々変わり、オスが7〜12kg・メスが6〜10kgほどです。メスの方が比較的に小さいことが多く、オスだと10kgを超える個体も珍しくありません。

サイベリアンは毛が長く体全体に丸みがあるため、実際の重さより大きく見えることも。夏の換毛期を迎えるといくらか毛は抜けますが、存在感のある猫といえるでしょう。

ノルウェージャン:約3~7kg

ノルウェージャンは成猫の場合、約3〜7kgになります。一般的な猫の大きさが4〜5kgであることを考えると大きめですね。

またノルウェージャンも性別で大きさの平均は変わります。オスが4.5〜7kgで、メスは3.5〜5.5kgほどです。オスの場合10kgを超えることもありますが、サイベリアンに比べると小さな個体が多いといえるでしょう。

適度な大きさとモフモフな毛並みを持っているノルウェージャンは、抱き心地抜群ですよ!

違いその4:性格

人間にも様々な方がいるように猫も性格に違いがあります。個体差はありますが、サイベリアンとノルウェージャンはそれぞれどのような猫が多いのか、大まかな性格をチェックしていきましょう。

サイべリアン:賢くてコミュニケーションをとるのが好き

サイベリアンは賢くて、人とコミュニケーションを取ることが好きな猫です。知能は犬並みで「おすわり」などの指示を覚える個体もいます。しつけがしやすい猫といえるでしょう。

また家族や仲間として認めた相手には甘えますが、それ以外の人には関心を持たず懐きにくいというクールな一面も。子猫のときから愛情を持って、しっかりとコミュニケーションをとることが仲良くなれる秘訣かもしれません。

サイベリアンは体を動かして遊ぶことが好きな活発さもあるため、一緒に遊ぶ時間を作ることも大切です。

ノルウェージャン:フレンドリーで甘えん坊

ノルウェージャンは誰に対してもフレンドリーで甘えん坊。猫は触られるのを嫌がるイメージがあるかもしれませんが、ノルウェージャンはなでられることが好きな個体も多いです。

基本的に温厚で忍耐力があるため、小さなお子さんとも上手に遊んでくれます。寂しがり屋な一面もあるため触れ合う時間はしっかりと作りましょう。

ノルウェージャンは元々木に登って獲物を狩ったりしていた猫で、運動神経がよく高いところも得意です。好奇心旺盛で活発に動いたり、高い場所へ登ろうとすることもあります。元気に動き回れる環境を用意すると、ノルウェージャンも喜んでくれるかもしれません。

違いその5:値段・お迎え方法

サイベリアンとノルウェージャンは魅力をたくさんもった猫です。「ぜひ一緒に暮らしたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか?

どちらも日本では野生に生息していない猫のため、どこかしらからお迎えする必要があります。そこで、相場の値段とお迎え方法を調べてみました。お迎えを検討している方は参考にしてみてください。

\次のページで「サイべリアン:約15〜25万円」を解説!/

サイべリアン:約15〜25万円

サイベリアンは約15〜25万円の値段がついています。主なお迎え方法はペットショップで購入するか、ブリーダーから購入するかの2つ。

他の品種に比べるとサイベリアンのブリーダーは少ないため、ペットショップより値段が高いことも多いです。また毛色・柄・血統書の有無でも値段が変わります。

人気の色や柄かつ血統書つきで50万円を超える個体も。サイベリアンは高級な猫といえますね。

また最近人気がでている品種ということもあり、サイベリアンの偽物を取引している悪徳な業者もいるため注意が必要です。お迎えする際は実際に会いにいったり、よく調べてから決めましょう。

ノルウェージャン:約12〜25万円

ノルウェージャンは約12〜25万円の値段がつく猫です。ペットショップだけでなく、ブリーダーから購入する方法も選べます。

ノルウェージャンも毛の色・柄・血統書の有無で値段に大きな差がでる品種です。毛の色でいうと、ダイリュートキャリコなどは希少でより高価。30万円を超える値段になることもあります。

ノルウェージャンも高級に分類される猫です。一箇所だけでなくいろいろな販売元を調べて、信頼できるところからお迎えするとよいでしょう。

違いその6:かかりやすい病気

サイベリアンとノルウェージャンは、かかりやすいと言われている病気も違います。飼う上で、どんな病気に注意すればいいのか知っておくことは大切です。「気をつけていたら助かったかもしれないのに」と後悔することがないよう、しっかりと確認していきましょう。

サイべリアン:ピルビン酸キナーゼ欠損症・肥大型心筋症など

サイベリアンで特に注意したい病気は、ピルビン酸キナーゼ欠損症・肥大型心筋症です。どちらもサイベリアンが遺伝的にかかりやすい病気と言われています。

ピルビン酸キナーゼ欠損症はいわゆる貧血。ピルビン酸キナーゼという酵素が不足することで起きます。食欲がなかったり、舌が白っぽくなっていたら注意しましょう。

肥大型心筋症は、心臓が大きくなって血液循環に異常がでる病気です。血栓ができたりと危険な病気のため、呼吸や行動に違和感があったら病院に向かいましょう。

その他にかかりやすい病気
・熱中症
・毛球症
・悪性腫瘍
・子宮蓄膿症(メスのみ) など

ノルウェージャン:糖尿病・グリコーゲン貯蔵症など

ノルウェージャンがとくにかかりやすい病気は、糖尿病とグリコーゲン貯蔵症(糖原病)です。糖尿病に関しては他の猫と比べても発症する可能性が高いため、日頃から食事や運動面など気をつける必要があります。

グリコーゲン貯蔵症はノルウェージャンの代表的な遺伝疾患です。こちらも血糖値に関わる病気で、肝臓肥大や筋力低下などの症状を引き起こします。けいれん発作や赤茶色の尿が出ることもあるので注意しましょう。

その他にかかりやすい病気
・熱中症
・毛球症
・眼瞼内反症
・尿路結石症 など

サイベリアンやノルウェージャンを飼うときに気をつけたいこと

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サイベリアンやノルウェージャンを飼う際に、いくつか気をつけたいポイントがあります。どちらにも共通するポイントのため、お迎えを考えている方は参考にしてみてください。

(1)寿命・成長スピードについて知っておく

サイベリアンは10〜15歳・ノルウェージャンは11〜14歳が平均的な寿命と言われています。飼う前にまず、10年以上責任を持って飼い続けられる環境であるかどうかを確かめることから始めましょう。

またサイベリアンとノルウェージャンは子猫から成猫になるまでのスピードがゆっくりです。他の猫は約1年ほどで大人になりますが、サイベリアンは2〜3年・ノルウェージャンは3〜5年ほどかかります

子猫の時期は風邪なども引きやすくお世話に手がかかるため、人によってはデメリットと感じるかもしれません。良いことばかりではなく、大変なことも調べたうえで飼うか決めるようにしましょう。

(2)体が大きくなることを考えて飼育スペース・グッズを用意する

サイベリアンやノルウェージャンは、大人になると10kgを超える個体もいるほど大きくなります。飼育スペースをあらかじめ広く考えておくなど、猫がストレスなく生活できる環境を準備してあげましょう。

また、トイレやキャットタワーなどのサイズや耐久性も注意が必要です。特にキャットタワーは、体の大きさに耐えきれず倒れて事故に繋がる可能性もあります。しっかりと猫の体に合わせて安全に使える道具を用意してください。

\次のページで「(3)こまめにブラッシングをする」を解説!/

(3)こまめにブラッシングをする

長毛種であるサイベリアンとノルウェージャンはブラッシングが欠かせません。毛繕いして飲み込んだ毛が体内に溜まって、毛球症という病気になってしまうこともあります

毎日ブラッシングするなどこまめなケアが必要です。またサイベリアンとノルウェージャンは雪国出身であることからか、水が平気な個体も多いという特徴も。定期的にお風呂に入れるのもおすすめです。

(4)高タンパク・低カロリーな食事を意識する

サイベリアンとノルウェージャンはどちらも筋肉質な猫です。筋肉を維持するためには、人間と同じでタンパク質が必要になります。できるだけタンパク質が多く含まれた食事を選ぶことも大切です。

また、カロリーも気をつけてください。サイベリアンやノルウェージャンは体が大きいぶんたくさんご飯を食べる可能性があります。カロリーを摂取しすぎると病気に繋がる場合もあるため、低カロリーな食事を与えたり適切な量を知るこも重要です。

(5)夏は熱中症に気を付ける

寒さに強いサイベリアンとノルウェージャンは、熱中症になる危険性も高いです。熱がこもりやすい毛の構造になっているため、気温が高くなる夏は特に注意しましょう。猫だけでお留守番させるときも、エアコンをつけたままにするなど室内の温度管理はしっかりと行ってください。

サイベリアンやノルウェージャンに似ているメインクーンって?

サイベリアンとノルウェージャンのように、大きくて毛が長いメインクーンという猫がいます。見た目が似ているため、3種の見分けがつかないという方も多いのではないでしょうか。サイベリアンやノルウェージャンと見分けられるように、メインクーンの特徴も解説していきます。

メインクーン:世界最大の猫

サイベリアンやノルウェージャンと同じ大型の猫ですが、メインクーンは特に大きくギネス記録を持っている個体もいます。体重は約4〜8kgにも関わらず、体長は100cm。ノルウェージャンの体長は約40cmのため、比べるとかなり大きいことがわかりますね。

メインクーンは毛並みも少し違い、毛の長さがバラバラなシャギーコートとです。耳先にリンクスティップと呼ばれる毛があるのもポイント。性格がとっても穏やかなため、多頭飼いにも向いています。

メインクーンの見た目
・顔:輪郭が丸型
・目:たまご型/白いメイクーンはオッドアイの個体も多い
・鼻:鼻筋にジェントルラインと呼ばれるカーブがある
・尻尾:かなり長くて毛の量も多い/付け根側が太くて先端が細い

ポイントを押さえて見分けてみよう!

見た目や大きさが似ているサイベリアンとノルウェージャンですが、輪郭や目の形などよく見ると違いがありましたね。サイベリアンは輪郭や目など全体的に丸いですが、ノルウェージャンは逆三角形の輪郭にアーモンドアイなどスッキリした印象です。

体型もサイベリアンは樽のように丸く、ノルウェージャンは後ろ足が長くて腰の位置が高いという特徴があります。毛に覆われていて少し見づらい可能性もありますが、じっくり観察してみてください。

ポイントを押さえて見比べてみると、見分けやすくなりますよ!

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3分で簡単サイベリアンとノルウェージャンの違い!見た目や性格など生き物好きライターが詳しくわかりやすく解説

この記事ではサイベリアンとノルウェージャンの違いについてみていきます。どちらも毛が長くて大きな猫というイメージがあるよな。違いはずばり原産国のようですが、見た目や性格など調べてみるといろいろ違いがあるみたいです。
今回はそんなサイベリアンとノルウェージャンの違いを、ざっくりした違いから確認しつつ、生き物好きライター田嶋と一緒に解説していきます。

ライター/田嶋あこ

生き物好きなWebライター。生き物をモチーフにしたイラストなども描いている。観察力を活かして様々な視点から違いを詳しく解説。

サイベリアンとノルウェージャンのざっくりした違いは?

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モフモフとした長い毛が特徴的なサイベリアンとノルウェージャン。どちらも長毛種に分類される大型の猫です。毛の生え方や大きさが似ているため、見分けがつかないという方も多いのではないでしょうか。

まずはサイベリアンとノルウェージャンの、ざっくりした違いをご紹介していきます。

サイベリアン:ロシア東部が原産国の猫

サイベリアンはロシアの東部にあるシベリアの森で自然に発生した猫です。かなり古くから存在している猫で、「ネズミ退治のために飼われていた」という民話が残っています。

ノルウェージャンやメインクーンなど、長毛種で大型な猫の先祖という説も。シベリアの森の猫であることを表す、「サイベリアン・フォレスト・キャット」の名で呼ばれることもあります。

最初はロシアの中だけで繁殖していましたが、1990年頃(冷戦終了後)アメリカに輸出され、どんどん広まっていきました。サイベリアンは極寒の地であるシベリア生まれのため、寒さに強いという特徴も持っています。

ノルウェージャン:ノルウェーが原産国の猫

ノルウェージャンはノルウェーが原産国の猫です。もう少し細かくいうと、デンマークやスウェーデンが含まれるスカンディナヴィア半島も含まれます。正式名は、ノルウェーの森の猫を意味する「ノルウェージャン・フォレスト・キャット」とです。

ノルウェージャンも古くから存在する猫で、「女神フレイアのソリを引いていた」と神話にも登場しています。長い歴史を持つ猫ではありますが、見た目がメインクーンとかなり似ていたため、純血猫品種登録機関(CFA)で新種と認められたのは1990年代と遅めです。

違いその1:見た目・体型

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一見すると同じ猫に見えるほど似ているサイベリアンとノルウェージャンですが、よく見るとハッキリした違いがあります。2種を見分けるとき大きなヒントとなる、見た目や体型の違いをチェックしていきましょう。

サイべリアン:ビヤ樽型で全体的に丸い

サイベリアンはビア樽型と呼ばれる、全体的に丸みのある体型をしています。フワフワに見えますが、体つきがたくましく筋肉質であることもポイントです。

サイベリアンの見た目
・顔:輪郭が丸型(またはクサビ型)
・目:丸みがあり大きめ
・鼻:横から見ると鼻筋がなだらかにカーブしている
・尻尾:全体的に丸みがあって、付け根から先端までの幅がほぼ同じ

ノルウェージャン:後ろ足が長くて全体的にシュッとしている

ノルウェージャンはロング&サブスタンシャルと呼ばれる体型。前足より後足が長く、腰の位置は高めです。骨が太く筋肉質ですが全体的にシュッとしています。

ノルウェージャンの見た目
・顔:輪郭が逆三角型/おでこに丸みがある
・目:アーモンドアイでつり目
・鼻:鼻筋が真っ直ぐなヨーロッパラインとカーブしているアメリカンラインの2種が存在(日本ではアメリカンラインが主流)
・尻尾:付け根側よりも先端側の方が幅が広め

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