家庭科

オートミールには種類がある?特徴や選び方のポイント・購入場所を元保育士がわかりやすく解説

よぉ、桜木健二だ。SNSやテレビで話題の食材であるオートミールだが、いざ商品を見てみるとロールドオーツやクイックオーツなどいくつかの種類があることに気が付くだろう。これはオーツ麦の加工の仕方による名前の違いなんだが、どんな加工がされているかによって食感や調理時間が変わってくるから、試してみる前にぜひ理解しておきたい。食育指導歴10年以上の元保育士ライター、榎木えふと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/榎木えふ

現在は我が子の育児を楽しむ元保育士。オートミールは10年以上前から食べているが、きっかけは絵本に出てくるオートミールのお粥への憧れだった。長らく食育指導に携わってきた経験を踏まえ、食に関する知識をわかりやすく発信していく。

オートミールには4種類ある

image by iStockphoto

多くは袋や箱に詰められて売っているオートミールですが、中身は粒の大きさや形の違いによって4つの種類に分けられます。せっかく買ったのに思っていたのと違った、好きな食感ではなかった…とがっかりしてしまわないように、それぞれの名前と特徴を確認しておきましょう。

1.最も栄養価が高いけれど調理が難しいスティールカットオーツ

お米で言うと玄米に近いものがスティールカットオーツです。オーツ麦の一番外側の固い皮(=もみ殻)を取り除き、その一粒を砕いて割った形をしています。糠(ぬか)の部分が残っているため食物繊維やミネラルが最も豊富で、プチプチとしっかりした噛みごたえがあるのが特徴。あらかじめ吸水をさせる手間がある他、加熱時間の長さや煮るときの水分量に慣れが必要な種類でもあります。

2.アレンジがしやすく適度な歯ごたえのロールドオーツ

もみ殻を取り除いたオーツ麦を蒸して加熱し、平らに加工したものがロールドオーツ。麦の粒がつぶれて小判のような形をしています。一度加熱してから乾燥させてあるため加熱時間が短く済むのが特徴です。水分と一緒に煮るとまるでお粥のような柔らかさ。調理の手軽さと適度に残るプチッとした食感で、初めてオートミールを食べる方にもおすすめです

3.忙しい人向け!調理時間が短いクイックオーツ

ロールドオーツの平たい一粒を割ったり切ったりして細かくしたものをクイックオーツと呼びます。断面が多いため熱や水分を吸収しやすく、ロールドオーツに比べてさらに短い時間での調理が可能。粒が小さいので噛みごたえはあまりなく、食感はどろっしたお粥のようになります。調理時間が短く済みアレンジもしやすいため、こちらもオートミール初心者の方におすすめです。

4.最速でおいしく食べたい人向けのインスタントオーツ

インスタントオーツは、ロールドオーツに乾煎りや下茹でなどでさらに熱を加えて乾燥させたものです。基本的に味もつけられていて、インスタントというイメージ通りお湯をかけるだけ、水を入れて電子レンジで少し加熱するだけ、または牛乳をかけてシリアルのように食べることができます。

一粒が小さく水分を吸収しやすいので噛みごたえは弱め。調理・調味済みなので4種類の中で最も手軽に食べることができるでしょう。

次のページを読む
1 2 3
Share: