今回はLightroom CCとLightroom Classicの違いについてみていきます。LightroomといえばAdobeのソフトの一つで写真の加工などを行うソフトですが、このLightroomにはLightroom CCとLightroom Classicという2つの種類がある。この2つは種類が違う以外にも様々な違いがあるようです。そんなLightroom CCとLightroom Classicの違いについて雑学コレクターのモトキと一緒に解説していきます。

ライター/モトキ

月20冊以上の本に目を通す雑学コレクター兼ライター。日頃より培った知識とその情報取集力を活かして分かりやすく情報を伝えていく。

そもそもLightroomとは

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LightroomとはAdobe株式会社が提供しているソフトの1つですが、Lightroomでそもそも何ができるのか知らない方も多いのではないでしょうか?Lightroomは主に写真の加工や編集、写真の管理や保存などに適したソフトで、日頃から写真を多く撮るカメラマン撮った写真を綺麗に加工したいという方におすすめです。

LightroomにはLightroom CCとLightroom Classicの2種類がありますが、どのような特徴があるのかをみていきましょう。

Lightroom CCとLightroom Classicでは同期ができる

Lightroomは、Lightroom CCとLightroom Classic間でデータの同期を行なうことができます。このあとの章で解説しているLightroom CCとLightroom Classicのメリットや特徴を要所要所で使い分けすれば、写真の編集や加工も効率よくスムーズに行えることでしょう。

Lightroom Classicの方が高機能!?

Lightroom CCとLightroom Classicでは写真の加工や管理といった基本性能に大きな違いはありませんが、比較してみるとLightroom Claassicの方が備わっている機能が多くあります。例えば

・情報量の多いRAWデータを用いた高画質での写真編集ができる
・トーンカーブや明暗別色補正といった写真加工機能も利用可能
・写真を管理する際の機能がLightroom CCよりも豊富

というような機能の差があることが分かります。またLightroom CCとLightroom Classicではこの他にも

・作業端末
・保存場所
・バックアップ方法
・管理画面
・利用料金

などにも違いがあるためそれぞれ詳しく解説していきます。

\次のページで「違いその1:作業端末」を解説!/

違いその1:作業端末

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Lightroom CCとLightroom Classicでは作業端末にどのような違いがあるのかを解説していきます。

Lightroom CC:スマホやタブレット、PC

Lightroom CCはPCやWebブラウザ上だけでなく、スマホやタブレットでも利用できるモバイル版もあるソフトです。モバイル版であれば、スマホやタブレットにインストールできるため持ち運びも簡単でどこでも写真を編集できるメリットがあります。

\次のページで「Lightroom Classic:PCのみ」を解説!/

Lightroom Classic:PCのみ

Lightroom Classicの場合はソフトをPCにインストールして使用する方法しかありません。PCはモバイルやタブレットと比べると処理性能に優れているため、モバイルではできない編集や加工も可能にします。

違いその2:保存場所

Lightroom CCとLightroom Classicの保存場所にも違いがあります。一体どのように違いがあるのかみてみましょう。

Lightroom CC:クラウド

Lightroom CCではデータをクラウド上に保存します。クラウド上にデータを保存できるためネット環境さえあればどこでも作業できるメリットも。ただしクラウドに保存する際には容量以上のものは保存できません。そのため利用する際には空き容量がどれくらい残っているか常々確認することが重要になります。

LightroomClassic:HDやSSDなどの保存用媒体

Lightroom ClassicはHDやSSDにデータを保存します。HDやSSDなどのローカルの媒体に保存するためオフラインでも作業できたりデータ容量も管理がしやすいといったメリットがありますね。

違いその3:バックアップ方法

Lightroom CCとLightroom Classicのバックアップの方法にも違いがあります。どのような違いがあるのかをみてみましょう。

Lightroom CC:自動でできる

Lightroom CCではデータのバックアップを自動で行ってくれるのがポイント。自動で行ってくれるためうっかりバックアップをし忘れてしまうなどといったリスクを減らすことができます。初めてLightroomを利用する方でも安心してソフトを使用することができますね。

Lightroom Classic:手動で行う

LightroomClassicではバックアップは手動で行わなければいけません。そのためパソコンを変えたりデータを移行したりする際には、前もってバックアップを取り忘れないよう注意しましょう。

違いその4:管理画面

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Lightroom CCとLightroom Classicでは管理画面にも違いがあります。どのような違があるのかみてみましょう。

\次のページで「Lightroom CC:シンプルで直感的にわかりやすい」を解説!/

Lightroom CC:シンプルで直感的にわかりやすい

Lightroom CCではモバイルでも利用しやすいようシンプルでわかりやすい管理画面になっています。直感的にわかりやすい管理画面のため、特に使い方などを調べずともすぐに利用することができるのも特徴的です。

Lightroom Classic:メニュが豊富で細かい設定ができる

Lightroom ClassicではLightroom CCよりも機能が豊富なこともあり、管理画面もLightroom CCと比べてしまうと直感的には利用できないところもあります。ですが直感的にわかりにくいといっても、調べたり自分で少し機能に触れれば十分機能については把握することはできるため、ぜひ興味のある方は試してみてください。

違いその5:利用料金

Lightroom CCとLightroom Classicの利用料金の違いについてみてみましょう。

Lightroom CC:モバイル版であれば無料

Lightroom CCはモバイル版のアプリであればなんと無料でインストールすることができます。ただしPCで使用する際には、無料体験版を利用すれば限定的に無料で利用することができますが、基本月額1078円の利用料がかかってしまうことも。

Lightroom Classic:月額1078円

LightroomClassicでは月額1078円の利用料がかかります。日頃から多くの写真を撮る方は、こちらのLightroom Classicの利用を検討してみてください。

お得なフォトプラン

上記ではLightroom CCとLightroom Classicの単体プランを紹介しましたが、AdobeにはLightroom CCとLightroom Classicをお得に利用できるフォトプランというプランもあるんです。

こちらはLightroom CCとLightroom Classicに加えてphotoshopも利用することができるプランで、利用するストレージ容量に応じて20GBなら月額1078円、1TBならば月額2178円で利用することができてしまいます。

最初はLightroom CCから利用してみよう

Lightroom CCとLightroom Classicの機能をはじめとする様々な違いを紹介してきました。今回の記事を読んでLightroomを利用してみたいと思った方はLightroom CCから始めてみることをおすすめします。利用料金も無料でモバイルにインストールでき、非常に使いやすいためLightroomがどういうものかを体験するにはもってこいです。Lightroom CCを利用してみてからLightroom Classicにも触れてみましょう。

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雑学

5分で分かるLightroom CCとLightroom Classicの違い!同期もできる?それぞれの機能の違いや使い方も雑学コレクターがわかりやすく解説!

今回はLightroom CCとLightroom Classicの違いについてみていきます。LightroomといえばAdobeのソフトの一つで写真の加工などを行うソフトですが、このLightroomにはLightroom CCとLightroom Classicという2つの種類がある。この2つは種類が違う以外にも様々な違いがあるようです。そんなLightroom CCとLightroom Classicの違いについて雑学コレクターのモトキと一緒に解説していきます。

ライター/モトキ

月20冊以上の本に目を通す雑学コレクター兼ライター。日頃より培った知識とその情報取集力を活かして分かりやすく情報を伝えていく。

そもそもLightroomとは

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LightroomとはAdobe株式会社が提供しているソフトの1つですが、Lightroomでそもそも何ができるのか知らない方も多いのではないでしょうか?Lightroomは主に写真の加工や編集、写真の管理や保存などに適したソフトで、日頃から写真を多く撮るカメラマン撮った写真を綺麗に加工したいという方におすすめです。

LightroomにはLightroom CCとLightroom Classicの2種類がありますが、どのような特徴があるのかをみていきましょう。

Lightroom CCとLightroom Classicでは同期ができる

Lightroomは、Lightroom CCとLightroom Classic間でデータの同期を行なうことができます。このあとの章で解説しているLightroom CCとLightroom Classicのメリットや特徴を要所要所で使い分けすれば、写真の編集や加工も効率よくスムーズに行えることでしょう。

Lightroom Classicの方が高機能!?

Lightroom CCとLightroom Classicでは写真の加工や管理といった基本性能に大きな違いはありませんが、比較してみるとLightroom Claassicの方が備わっている機能が多くあります。例えば

・情報量の多いRAWデータを用いた高画質での写真編集ができる
・トーンカーブや明暗別色補正といった写真加工機能も利用可能
・写真を管理する際の機能がLightroom CCよりも豊富

というような機能の差があることが分かります。またLightroom CCとLightroom Classicではこの他にも

・作業端末
・保存場所
・バックアップ方法
・管理画面
・利用料金

などにも違いがあるためそれぞれ詳しく解説していきます。

\次のページで「違いその1:作業端末」を解説!/

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