「かしこまりました」「 承知しました」の違いとは?「了解しました」とどう違う?文学部卒のライターがわかりやすく解説!
ライター/海辺のつばくろ
2つの言葉の違いが気になり調べてみようと考えた、海外のミステリ小説を愛好するライター。
「かしこまりました」「承知しました」はビジネスシーンで使う
「かしこまりました」「承知しました」は、ビジネスシーンで使われる謙譲語。目上の相手から質問や要望、命令や指示などに対して「分かった」「理解した」「引き受ける」といった意味合いで返事をする際に使う印象があります。オフィスで上司に返事をする、サービス業でお客様からリクエストがあった時に応対する時などに使うかもしれません。
「かしこまりました」はどんなイメージ?
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「かしこまりました」という返事の仕方は、仕事ではお客様や社外の人に対して、強い敬意を示して使うイメージがありますね。上司であれば、かなり上役の方。直属の上司にはあまり使わないかもしれません。
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「かしこまりました」は謙譲語
「かしこまりました」は謙譲語。自分がへりくだって相手を高める意味合いが強い言葉です。「承知しました」と比べてあまり耳にする機会がないという方もいるようですね。
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「かしこまりました」漢字の表記
「かしこまりました」の漢字表記は「畏まりました」。「畏」には、恐れ多い、つつしむなどの意味があります。相手を敬いながら間違いがあってはならないと身を慎むという意味合いで使われる字です。相手に対して気兼ねするような感じがしますね。
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