地学理科

「金環日食」ってどんな日食?日食の種類とその違いを科学館職員がわかりやすく解説

日食の種類

日食の種類

image by Study-Z編集部

日食とは太陽-月-地球がほぼ一直線に並んだ時に起きる、太陽の光が月によってさえぎられる現象です。これは先ほど確認しましたね。そして日食は、太陽の隠れ方によって以下のように分類されます。

皆既日食 太陽全部が隠れる
部分日食 一部分が隠れる
金環日食 太陽が黒い月の縁に沿ってリング状にはみ出す日食

今回のテーマ、金環日食。金環日食は太陽の光の一部が月に収まらずに漏れ、金の指輪のように見える現象のことなのです。

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日食の種類とその違いは理解できたか?混乱しないように注意だ。

なぜ金環日食がおきるの?

image by PIXTA / 60970216

日食が起きるのは、太陽-月-地球がほぼ一直線に並ぶと太陽の光が月によって遮られてしまうからです。ではなぜ太陽が全部隠れてしまう皆既日食、一部が隠れる部分日食、そしてまるで指輪のように太陽がはみ出して見える金環日食と見え方の違う日食が起きるのでしょうか。まずひとつめのポイントは本影半影です。

本影・半影とは?

本影・半影とは?

image by Study-Z編集部

本影とは、太陽の光が届かない月の影のこと、そして半影とは太陽の光の一部が届く月の影のことです。

月の本影が地球に届いた時、皆既日食が起こります。そして太陽が月よりも大きく見えて、月が太陽を隠し切れないときに金環日食が起こるのです。このメカニズムは後程解説します。

この本影に入る面積は非常に狭く、皆既日食や金環日食になるのは狭い範囲です。一方、半影は太陽光の一部が届いています。この半影に入るとの部分日食が起こるのです。この半影に入る範囲は本影に比べてずっと広い範囲となっています。そのため、部分日食は皆既日食や金環日食に比べて観察しやすいのです。

日食について知りたい人は、こちらの記事を読んでくださいね。

\次のページで「地球から見える月の大きさ」を解説!/

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