IT・プログラミング雑学

3分でわかるMariaDBとMySQLの違い!特徴や互換性・利用例も現役エンジニアがわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。会員情報や社員情報、商品情報、取引先情報など業務で必要なデータを扱うシステムがデータベースだな。
今回はそんなデータベースの中でも混同されがちな「MariaDB」と「MySQL」について、現役エンジニアのおおつけと一緒に解説していくぞ!

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/おおつけ

現役システムエンジニア兼ライター。前職は貿易商社の営業マン。知らない言葉は徹底的に調べるクセがあり、独自の単語帳を作っている。日々たくわえた広い知識を、わかりやすく紹介していく。

MariaDBとMySQLの違いとは?

image by iStockphoto

現代ではあらゆる業務処理に必要となったデータベース。データベースとは情報を保存するストレージと呼ばれる機器を管理するシステムのこと。そんなデータベースにはたくさんの種類があります。代表的なものとしてOracle DatabaseやPostgreSQLなどがあげらますね。この記事では同列に語られがちな「MariaDB」と「MySQL」の違いについて解説していきます。

MariaDB:完全オープンソース

「MariaDB」は完全オープンソースのデータベースです。オープンソースとは「ソフトウェア」を構成しているプログラムの記述、いわゆる「ソースコード」を無料で一般に提供すること。それによって誰でもそのソフトウェアを使用、改良、再配布ができます。一般的なデータベースはプロプライエタリ(企業や団体が独占し秘密にする)なことを考えると非常に寛容ですね。

そのためコミュニティと呼ばれる世界中の有志が継続的に改良し続けています。「MariaDB」は無料かつほぼ確実なアップデートが約束された優良データベースなんです。

MySQL:オープンソースだが商用ライセンスもあり

「MySQL」は「MariaDB」と同じくオープンソースですが「商用ライセンス」も選択できる「デュアルライセンス」という方式を採用しています。「商用ライセンス」とは独自に改良したプログラムを販売するためのライセンス。つまり「自分たちで使う分には無料だけれど、商品として売るのであればライセンス料を払ってね」という意味なんです。

「MySQL」は元々コミュニティ管理でしたが、Oracle社が買収して以降ベンダー(開発メーカー)管理となっています。

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「MariaDB」は完全オープンソースのため使用、改良、再配布が自由にできる。一方の「MySQL」は再配布の際はベンダーに料金を支払う必要があるんだな。

MariaDBとMySQLの関係性は?

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ではなぜ「MariaDB」と「MySQL」は同列に語られることが多いのでしょうか。その秘密はこのデータベースたちの生まれた歴史にありました。ここでは「MariaDB」と「MySQL」の関係性について解説していきます。

\次のページで「MariaDBはMySQLから派生した」を解説!/

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