雑学食べ物・飲み物

中華料理と中国料理の違いとは?日本人向けなのはどっち?特徴や代表的な料理も雑学好き現役大学院生が詳しくわかりやすく解説

6. 浙江料理:食材本来の味を堪能できる

海と山、そして川と自然に恵まれている浙江省。ここで誕生した浙江料理は、野草や淡水魚、海鮮などの食材を本来の味で楽しむために、さっぱりとした味付けがされていることが特徴的です。浙江料理はさらに、「杭州料理」、「温州料理」、「紹興料理」、「寧波料理」の4つの地域の料理で構成されています。

代表的な料理として、エビと龍井茶葉を炒めた「龍井蝦仁」やソウギョの甘酢あんをかけた「西湖醋魚」、皮付きの豚バラ肉の角煮「東坡肉」などがありますよ。

7. 湖南料理:四川料理よりも辛い!

中国の辛い料理と言えば四川料理のイメージが強いでしょう。しかし、実は、湖南料理には四川料理を超える激辛料理がたくさんあるのです。四川料理と言えば痺れる辛さを意味する「麻辣」な味付けされた料理が多いのですが、湖南料理は辛味と酸味が効いた「酸辣」な味がほとんど。

代表例として、魚の頭と唐辛子を蒸した椒魚頭」や酸味と辛味、香味が効いた「酸辣湯」、黒い漬汁に漬けた豆腐に激辛タレをかけた「黒臭豆腐」などがあります。

8. 安徽料理:山と川で採れる食材を使う

海に面していない安徽省で誕生した安徽料理。安徽料理はさらに、「徽州菜」、「沿江菜」、「沿淮菜」の3種類に分けられます。川魚や山で採れる山草やキノコ、茶、野生動物を食材として使った料理が多いです。また、「医食同源」と体に良いものを食べる考え方が発展したことから、薬膳を使った料理もあります。

代表的な例として、揚げた鳥と薬草を煮込んだ「符離集燒鶏」や白い毛カビで覆われた豆腐を焼いて薬味や香菜などをつける「虎皮毛豆腐」、中国ハムとスッポンを煮込んだ「火腿燉甲魚」などがありますよ。

中華料理は日本人向け、中国料理は本場の味!

中華料理と中国料理の違いは、味付けでした。中華料理は、中国から日本に渡ってきた料理をアレンジしたものに対し、中国料理は本番の味が再現されたものです。中華料理は日本の人にとって馴染み深いですが、本番の味にチャレンジしてみることも良いかもしれませんね。

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