雑学

全粒粉と小麦粉の違いとは?代用には何がおすすめ?栄養価や味も元パン職人がわかりやすく解説

グルテンフリーを求めるなら

グルテンフリーという言葉を知っていますか?グルテンとは小麦粉と水をこねると出来上がる成分のことで、弾力や粘りの元であり、美味しさの元です。パンがふっくらもちもちになるのも、グルテンのおかげですね。

そのグルテンが、体質によっては体に悪影響を及ぼす、とも言われているのです。全粒粉には小麦粉も含まれているため、グルテンも含まれています。そこで、グルテンフリーのパンを作るのに代用可能な粉を紹介しましょう。

おすすめその1:ふすま

ふすまとは小麦の表皮のことで、ブランとも言います。小麦ブランパンという名前の方が有名かもしれませんね。小麦の表皮だけを製粉した、小麦粉の一種です。グルテンは小麦の胚乳に含まれているため、ふすまはグルテンフリーになります。

100gあたり216kcalで、低カロリー・低糖質。歯切れがとても良く、舌触りは少しざらっとした感じがします。香りと風味が独特なので、好き嫌いが分かれやすいことは否めません。

はちみつを使ってフレンチトーストにしたり、クリームチーズを挟んだり、アレンジをすると食べやすくなります。市販のふすまパンの袋にレシピが載っていることも多いので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

おすすめその2:ライ麦粉

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ライ麦という穀物を粉にしたライ麦粉にも、グルテンは含まれていません。ライ麦を乳酸発酵させて酵母を作るため、酸味があるのが特徴です。小麦パンのように膨らまず、ずっしりとして固く、噛みごたえがあります。満腹感を得やすいのでダイエットにもおすすめです。

代表的なライ麦パンといえばカンパーニュ。ただ、スーパーなどで売られているライ麦パンは小麦パンにライ麦粉を混ぜたものが多いので、完全なグルテンフリーのものを探すのは難しいかもしれません。粉の配合を自分で決めて、手作りに挑戦してみるのも良いでしょう。ライ麦パンは、イチジクやレーズンなどのドライフルーツ、ナッツ類と相性が抜群ですよ。

全粒粉は栄養豊富な食事重視の方にはもってこい!

全粒粉には小麦粉+αの栄養価があることがわかりましたね。ただ、全粒粉パンですべての栄養がとれるわけではありません。小麦パンでも全粒粉パンでも、バランスの良い食事を心がけることが健康への近道です。普段の食事に美味しく栄養をプラスする、という取り入れ方をしてみてはどうでしょうか。

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