
ウミヘビ:爬虫類と魚類の2種類が存在
「ウミヘビ」と呼ばれる生物には“爬虫類”と“魚類”の2種類が存在します。爬虫類の「海蛇(ウミヘビ)」は有鱗目コブラ科、魚類の「ウミヘビ」はウナギ目ウミヘビ科です。
2つの見分け方として、“爬虫類”の「海蛇」にはヒレがなく体表にウロコが目立ちます。一方、魚類の「ウミヘビ」は長い背ビレや尾ビレが目立つものが多いです。とはいえ、中には見分けがつかない種類いますし、爬虫類の「海蛇」には猛毒を持つものが多いので注意しましょう。
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■ウツボ…地域によっては「うなぎ」と呼ばれるが、見た目は全く違う。暗褐色や黒褐色な体色に、淡い斑点横縞模様を形成する。
丸みを帯びた「うなぎ」と比べ横から見るとヒラヒラした体。骨が強く、複雑に入り込んでいるため料理の処理が大変。
口先はとんがり、落ちは大きく裂けている。鋭い歯を持つ怖い顔で、「海のギャング」とも呼ばれている。
■ウミヘビ…「ウミヘビ」と呼ばれるものには有鱗目コブラ科の“爬虫類”とウナギ目ウミヘビ科の“魚類”が存在。
見分け方として“爬虫類”にはヒレがなく体表にウロコガ目立つ。
調べてみたなら似て非なる物
「穴子」と「うなぎ」と「ハモ」は同じ“ウナギ目”のため見た目が似ています。それは「ウツボ」や「ウミヘビ」も同じです。しかし、少しだけ調べてみれば、これらが生態や姿形、さらには料理の仕方や栄養まで色々と違うことが分かりました。
当たり前にある存在も、少しの疑問で調べてみれば意外な発見に出逢えます。この記事が少しでも”学び”のきっかけになれば幸いです。