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5分で分かる本家と元祖の違い!定義や真打ち・初代との違いも小説家兼ライターがわかりやすく解説!

よぉ、桜木建二だ。この記事では「本家(ほんけ)」と「元祖(がんそ)」の違いについてみていくぞ。

どちらもお店の宣伝や屋号などに使われているため、なんとなく「ここが始まり」の意味だと思うよな。その違いはずばり、“創始者”か“最初の家(店)”かなんだが、調べてみると他にも色々あるみたいだ。

今回はそんな「本家」と「元祖」の違いを、神社や名所巡りの他にカフェ通いが好きなライターさらささらと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/さらささら

少女向け小説家兼ライター、神社や名所を訪ねるのが趣味。お話のネタにするため様々な雑知識を集めました。わかりやすい言葉で説明します。

「本家」と「元祖」の違いとは?

image by iStockphoto

皆さんも旅行先や街中などで、「本家! 栗ようかん」「元祖! 芋ようかん」のような看板や宣伝を目にしたことがあるかと思います。この「元祖」や「本家」とは一体“何”で、区分する際はどんな”定義”があるのでしょうか?

それぞれが”最初”で“中心”となるイメージがありますが、どちらが「格上」もしくは「最初」なのか色々と調べてみました。

「本家」:一族の血筋

「本家」とは、一族の中心や元となる“血筋・血統”のことで、茶道や華道などさまざまな芸事の“本筋・家元(芸道などを継承している家系)の意味です。本家から離れて作った新たな家を「分家(ぶんけ)」といい、例えば、三兄弟の長男が実家(=本家)を継いだ場合は次男と三男が”分家”になります。

飲食関係の“のれんわけ”などは、本家から許しを得たことで「本家○○」と名乗れるわけです。つまり、系列(一族の血筋)の家や店となります。

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日本における「のれんわけ」とは、奉公人(雇人)が主家(主人・雇い主)から許可を得て出店することを意味する言葉だ。そのため、主家と同じかそれに近い屋号(店名など)や家紋を染め抜いた“のれん”の使用を認め、店頭に吊り下げることが江戸時代に盛んにおこなわれたことから由来するぞ。

ほん‐け【本家】
1 一族の中心となる血筋の家。
2 流派などで、そのおおもととなる家。家元。宗家。「観世流の—」
3 分家の出たもとの家。⇔分家。
4 妻の親のほうの家。里方。
「三日の夜は—、五日の夜は摂政殿より」〈栄花・さまざまの喜び〉
5 「本所(ほんじょ)1」に同じ。

(出典:weblio辞書,https://www.weblio.jp/content/%E6%9C%AC%E5%AE%B6)

「元祖」:創始者

「元祖」とは、家系(=様々な関係で結ばれる特定の家族)の最初の人、ある一つの物事の“創始者”、最初に始めた人という意味で、そこから「発祥」や「ルーツ」などと言い換えることができます。

例えば、「元祖バナナあんぱん」を名乗っている店は、商品の「バナナあんぱん」を最初に作った「人=バナナあんぱんを最初に作ったのはうちの店主」と主張しているわけです。このお店で修行や正式なレシピを貰い“のれんわけ”やテンスの許可を貰えれば、他のお店でも「元祖バナナあんぱん」を名乗れます。

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