

今回はそんなクラシック音楽に欠かせない弦楽器の違いを、定義から確認しつつ、雑学好きライターの熊家と一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/熊家
現在ライターとして、さまざまな分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。今までの経験を生かして雑学の知識を分かりやすく解説していく。
ざっくりヴァイオリンとヴィオラの違いは?

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ヴァイオリンとヴィオラは、どのような違いがあるのでしょうか。はじめにざっくりと違いを紹介します。それぞれの特徴や、時代背景などが分かりますよ。これから弦楽器をはじめる方は必見の内容です。一緒に見ていきましょう。
ヴァイオリン:ヴァイオリン属の高音楽器
ヴァイオリンはヴァイオリン属の高音楽器です。代表的な西洋の弦楽器で、弦楽器の中でも一番小さく高音が出ます。特徴は完全5度に調弦された弦を、弓で擦って演奏することです。また、ヴァイオリンは木材が命であるといわれています。
ヴァイオリン属の中音楽器
ヴィオラはヴァイオリン属の中音楽器です。ヴィオラも西洋音楽で使われていますが、独奏楽器としての演奏は多くありません。ヴィオラはヴァイオリンよりも低音なため、サポート役として合奏や重奏で活躍する楽器です。
違いその1:見た目

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ヴァイオリンとヴィオラは見分けられるのでしょうか。この章では、双方の見た目の違いを紹介します。それぞれのサイズや、重さなどが分かりますよ。音楽やオーケストラに興味のある方は、必見の内容です。詳しく見ていきましょう。
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ヴァイオリン:ヴァイオリン属の中で一番小さい
ヴァイオリンはヴァイオリン属の中で一番小さい楽器です。胴長は35~36cmで、音が高い楽器は小ぶりのものが多いとされています。ヴァイオリンとヴィオラは横に並べれば見分けられますが、単体で見ると見分けるのが難しいでしょう。
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