C++とC#の違いとは?なぜ名前が似ているの?特徴や速度もプログラマーがわかりやすく解説
どちらが使いやすい?
どちらもC言語をもとにして、同じようにオブジェクト指向の考え方を取り入れています。そのため、細かい部分に違いはありますが、似ている部分も多いです。また、どちらも登場してから現在まで、使いやすさを良くするために改良し続けています。使いやすさを良くするために、今も競い合っているのです。
どちらが速い?
どちらも十分に早いので優劣をつけ難いです。ただ、C#はどこでも動く仕組みである「.NETフレームワーク」で動きます。そのためコンピュータの上で直接動くC++で作成したプログラムよりはC#のプログラムは少し遅くなるのです。
どちらを使うべき?
ゲームを作りたいとか、モバイル端末でもPCでも動くものを作りたい場合にはC#の方が向いています。また、会社で使うようなプログラムを作るのに向いているのはC++です。
その他にも競技プログラミングという与えられたテーマからプログラムを作って競う競技があります。ここではC++の利用者が多いです。そのため、様々な情報を集めたり、お手本を見つけやすくなっています。
C#はゲーム向き、C++はアプリ向き
同じC言語を改良したものですが、目的が違うので違う点もあります。会社で仕事に使うデスクトップアプリケーションにはC++を使うことが多いです。
C#もWindows用のデスクトップアプリケーション作成に使われますが、Mac、iPhone、スマホ、タブレットで動くゲームを作るのに使われます。