C++とC#の違いとは?なぜ名前が似ているの?特徴や速度もプログラマーがわかりやすく解説
#include
using namespace std;
int main(void){
char message[] = “こんにちわ”;
cout << message;
}
C++はどこで使われている?
C++は様々なところで使われていますが、会社の中での仕事に使うプログラムを作るために使われていることが多いです。ウェブブラウザに表示して動かすようなものではなく、WordやOfficeのようなデスクトップアプリケーションを作るために使われています。今使っているウェブブラウザの多くもC++で作ったものです。
C#はなぜできた?
2000年にマイクロソフトがC#を作りました。なぜC#を新たに作ったのでしょうか?Windows用のプログラムの多くはC++でできています。しかし、Windows用のプログラムはWindowsでしか動きません。そこに登場したのがJavaです。
Javaは色々なコンピュータの上で動く土台部分を提供することで、どのコンピュータでも動くという仕組みを取り入れました。Javaさえあれば、WindowsでもMacでもAndroidやiPhoneでも、同じプログラムがそのまま動くという画期的なものでした。
マイクロソフトはJavaに対抗するため「.NETフレームワーク」というどのコンピュータでも動くような土台を用意しました。そのために作ったのがC#です。C#はC言語だけでなく、C++やJavaも参考にして作ったので、オブジェクト指向の考え方も取り入れています。
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C#の書き方
先ほどのC++で書いたプログラムをC#で書くとこうなります。同じ内容ですが、細かい部分が違うのがわかりますね。似たような生い立ちですが、それぞれのプログラミング言語で考え方が違います。また、影響を受けた考え方も違うので、このような違いが出てくるのです。
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