
エレキギターのテレキャスとストラトの違いとは?初心者にはどっちがおすすめ?音の違いや構造も元バンドマンがわかりやすく解説
ストラト:トーン2個+マスターボリューム+5点式セレクター

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ストラトはピックアップが多い分、コントロールも増えます。ネック側のピックアップに繋がっているフロントトーン、真ん中のピックアップに繋がっているセンタートーン、すべてのピックアップと連動しているマスターボリューム、セレクターがありますが、使い方はテレキャスと変わりません。
ピックアップの組み合わせ方が5通りになるので、音の幅も広がりますね。
違いその4:ブリッジ
ブリッジとは、ボディ側で弦を固定している部分のことです。エレキギターでは比較的交換が簡単で、ブリッジによって音も変化します。
テレキャス:ブリッジプレート

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テレキャスのブリッジはプレート状でボディに固定されています。ボディの裏側から弦を通すことで弦の振動が直接ボディに響き、「テレキャスらしい音」を出す重要なパーツです。テレキャス=金属プレートといった見た目のイメージもありますね。
ストラト:トレモロユニット
ストラトにはトレモロユニット(シンクロナイズドトレモロブリッジ)という、弦がボディから浮くかたちになるブリッジがついています。ユニットと繋がっているアームを揺らすと音も揺れて、ビブラートのような表現も可能です。

ギター本体についているものにも違いがあるんだな。こうして見るとストラトの方がいろいろと操作できそうだが、テレキャスにしか出せない独特な音もあるのか。
テレキャスとストラトの向いているジャンルは?
造りの違いもだいぶわかってきましたね。ではそれぞれのギターはどんなジャンルに適しているでしょうか。
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