
3分でわかるルーターとモデムの違い!ONUやハブ・見た目の違いも雑学好きライターがわかりやすく解説
1.壁に近い:電話回線やケーブルテレビ回線など、アナログ信号回線を接続できる方が「モデム」です。わかりやすく言うと「自宅の壁に近い方」ですね。
2.LANケーブルの接続口が多い:「ルーター」は外部からの信号を内部の複数機器にふりわけることもできます。よって「ルーター」の方がLANケーブルの接続口が多いです。
3.PPP(またはPPPoE)ランプがある:PPP(またはPPPoE)とは、カンタンに言えばインターネットに接続する規格。「接続」は「ルーター」の仕事なので、この規格のランプがあれば「ルーター」です。
ハブとはどう違うの?

image by iStockphoto
「ルーター」や「モデム」と同じくらいよく聞く単語「ハブ」。自宅というよりは、オフィスなど規模の大きい場所で耳にすることが多いかもしれません。ここでは「ハブ」が「ルーター」や「モデム」とどう違うのか説明していきます。
「ハブ」:接続する端末数を増やす装置
「ハブ」とは「スイッチングハブ」の略称。「ハブ」は接続の分岐を増やすだけの機器です。コンセントで言うところの「たこ足配線」のようなものでしょうか。
たとえばルーターにLANケーブルの接続口が4つしかなかった場合、有線機器は5台以上使えませんよね。そういった場合に接続する端末数を増やす目的で使われるのが「ハブ」。「ルーター」や「モデム」のように信号に対する処理を行っているわけではなく、あくまで分岐を増やすだけなんです。
よく聞く「ONU」って何のこと?

image by iStockphoto
インターネットを契約すると、業者から「モデム」ではなく「ONU」という機器を貸与されることもあります。アルファベット3文字の機器、ますます混乱してしまいますね。ここでは「ONU」の正体に迫ってみましょう。
\次のページで「「ONU」:光回線版「モデム」」を解説!/