3分で分かる”hear”と”listen”の違い!ニュアンスや例文・使い分けも英語オタクが詳しくわかりやすく解説
今回は会話でもよく使われるこれらの英単語の違いを、英語オタクのとくじんと一緒に解説していきます。
ライター/とくじん
中3でそれまで苦手だった英語にハマり、英語漬けの日々。苦手だったからこそ気づいた英語の楽しさを伝えるために英語のあれこれを分かりやすく解説していく。
違いその1.自動詞・他動詞
まずは文法的な違いから。どちらも品詞は動詞ですが、一方は自動詞、他方は他動詞に分類されます。自動詞と他動詞の違いを簡単に説明すると、主語と動詞だけで文章が成り立つかどうか。自動詞であれば、「主語+自動詞」で1つの文章として完成しますが、他動詞は動詞のあとに目的語が必要です。
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hear:他動詞
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“hear”は他動詞です。そのため”hear”のあとには必ず聞く対象が続きます。また、「〜が〇〇しているのを聞く」という表現も可能です。例を見てみましょう。
1. I can hear a song of small birds.
2. I can hear small birds singing.
どちらの例文も「小鳥のさえずりが聞こえる」です。例文1は動詞のあとに目的語の”a song of small birds”が続く他動詞の典型的な例文。例文2は動詞のあとに目的語が2回続く例文で、直訳すると「小鳥たちがないているのが聞こえる。」
このように“hear”は聞く対象を動詞のすぐ後ろに置くことができます。
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