3分でわかる「Java」と「JavaScript」の違い!何で似た名前なの?文法や用途の違いも現役エンジニアがわかりやすく解説
プログラミング初心者からしたら、何がどう違うのかわからないんじゃないか?それぞれの特徴を調べてみても、いまいちピンと来ない人も多いはずです。
今回は「Java」と「JavaScript」の違いについて、現役エンジニアのおおつけと一緒に解説していくぞ!
ライター/おおつけ
現役システムエンジニア兼ライター。知らない言葉は徹底的に調べるクセがあり、独自の単語帳を作っている。日々たくわえた広い知識を、わかりやすく紹介していく。
「Java」と「JavaScript」の違いとは?
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結論から言うと、「Java」と「JavaScript」はまったく違う言語です。プログラマーの中でよく説明として使われるのが「インドとインドネシアくらい違う」という表現。インドとインドネシアの国土、民族、宗教、文化が違うように「Java」と「JavaScript」も多くの要素に違いがあります。似ているのは名前くらいなのです。
「Java」:業務システム向けの言語
Javaは業務システムやアプリケーションの開発に向いた言語です。ロジックが厳格なため、複雑な計算や膨大なパターン分岐に耐えうる信頼性があります。銀行や保険会社など金融機関をはじめ、多くの大企業や官公庁でも用いられている言語です。サーバーサイド、つまり裏方の仕事をメインとしています。
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「JavaScript」:Webサービス向けの言語
「JavaScript」はWebサービス向けの言語です。その特徴はWebページ上で動作する機能を作りこめること。たとえば、私たちが画面上でボタンを押すと表示が変わったりしますよね。そういった「ユーザーの挙動をWebページ上から拾って処理を呼び出す」のが仕事なのです。フロントサイド、つまりユーザーの目に触れる部分の仕事をメインとしています。
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