変形労働時間制とシフト制に違いはある?働き方やメリット・デメリットも会計事務所職員がわかりやすく解説
シフト制の働き方
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シフト制はよく知られていますね。毎週同じ曜日・同じ時間に勤務する固定シフト制、勤務を希望する曜日・時間を都度申告する自由シフト制が主流です。変形労働時間制では労働時間の合計や平均値が決められているのに対し、シフト制は働く時間や曜日が一定ではありません。プライベートを重視する場合は、シフト制の方が「好きな時間に働ける」と言えるでしょう。
変形労働時間制のメリット・デメリット
業務に合わせて働き方を決められる変形労働時間制。制度を導入することでどんなメリット・デメリットがあるでしょうか。
メリット:労働時間の調整ができる
制度の働き方でも紹介したように、変形労働時間制では労働時間の調整ができることが最大のメリットです。通常の働き方では閑散期でも定時まで勤務しなければいけませんよね。仕事がなくても給与は支払わなければならないので、企業側にとっても嬉しくありません。
制度を導入することで、無駄な時間を削減できることはもちろん、「繁忙期に頑張っただけ閑散期にゆっくりできる!」と従業員のモチベーション維持にも繋がります。
デメリット:導入に時間がかかる
変形労働時間制を導入するには、非常に時間がかかります。まずは導入前に自社の調査をし、繁閑の時期を見極めたり、所定労働時間を適切に割り当てたり、現状を把握し制度が必要かどうかを判断しなければいけません。それから、対象者や労働時間を決め、就業規則を見直し、労使協定を結び、労働基準監督署へ届け出る、という長い工程を経てようやく導入できます。
導入後は労働者への周知を徹底し、運用スタートです。導入前の手続きが、高いハードルとなってしまうかもしれませんね。
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