3分でわかる！タクシーとハイヤーの違いとは？予約方法や料金システム・サービス内容も雑学コレクターがわかりやすく解説

ライター／モトキ

月20冊以上の本に目を通す雑学コレクター兼ライター。日頃より培った知識とその情報取集力を活かして分かりやすく情を伝えていく。

タクシーとハイヤーの違い

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タクシーは聞き馴染みがあるけどハイヤーってなんなの？とタクシーとハイヤーの違いについてよく知らないという方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

タクシーとハイヤーは一見似たようなサービスで違いなんてあまりないと思われがちですが、タクシーとハイヤーの特徴を比較してみると利用の仕方や料金体系など違いが多くあります。そんなタクシーとハイヤーの違いを詳しく見ていきましょう。

タクシー：公共交通機関

タクシーは、主にプライベートの際のちょっとした移動や、ビジネスシーンでは通勤や取引先への訪問などの移動手段で利用されることが多い乗り物です。その使いやすさから公共交通機関と呼ばれ多くの人がタクシーを利用しています。

ハイヤー：個別輸送機関

ハイヤーはドライバー込みで車を貸し切ることができるサービスです。主な利用シーンとしては、

・会社の重役などの移動手段
・海外の国の重役や大物俳優などの送迎
・冠婚葬祭や結婚式などの送迎・移動手段

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などの用途で利用されることが多いです。そのためタクシーとは違ってプライベートの利用というよりは、オフィシャルなシーンでよく利用される乗り物といえるでしょう。その特性からハイヤーは個別輸送機関とも呼ばれています。

違いその1：サービス内容

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それではタクシーとハイヤーのサービス内容にはどのような違いがあるのか見ていきましょう。

タクシー：乗客を目的地に送り届ける

タクシーは乗客の指定した場所へと送り届けるまでがサービス内容となっています。運転手によっては走行中に何気ない雑談をして楽しませてくれる方も。また後部座席にはディスプレイが設置されているものもあるため、流れてくる広告を眺めて時間を潰すことも可能です。

ハイヤー：ホスピタリティの高いサービスを提供する

続いてハイヤーのサービス内容を見ていきましょう。タクシー同様に目的地に乗客を送り届けるのはもちろんのことですが、それ以外にも

・専属ドライバーと1ヶ月単位で契約して、契約期間中は走行距離や時間などを気にせず利用できる
・観光ハイヤーと呼ばれる東京周辺の観光スポットを巡るサービス。巡るだけでなくドライバーが観光ガイドも務めてくれる。
・英語などの外国語も話せるドライバーもおり海外の乗客に対してもおもてなしができる。

といった多種多様なサービスが用意されており、乗客のどんな要望にも対応することができます。

違いその2：車種

続いてタクシーとハイヤーの車に違いがあるのかみていきましょう。

タクシー：一般的な価格の自動車

タクシーで使われる車種は一般の家庭でも購入できる価格帯のモデル多く採用しています。例えばトヨタのクラウンやプリウスといった車種などをよく見かけますね。最近ではタクシー専用のモデルであるJPN TAXIと呼ばれる車種も。

このJPN TAXIはユニバーサルデザインタイプと言われており、その名のとおり誰でも利用できるデザインで車椅子の方や体に障害がある方でも利用しやすい設計になっています。

ハイヤー：ハイエンドの高級車

ハイヤーではトヨタのレクサスやアルフォードといったハイエンドタイプの高級車が多く用意されています。色も漆黒で、気品あふれる見た目やシーツの座り心地などは乗客をもてなすために大切な要因といえるでしょう。

違いその3：料金体系

続いてタクシーとハイヤーではどのように料金のかかり方が違うのか。その料金体系について詳しく見ていきましょう

タクシー：乗車区間のみ

タクシーの料金体系はタクシーの乗車区間のみで発生します。タクシーの料金は料金メーターで時間と距離に比例して決まるため、利用距離が短ければ料金は安く、移動距離が長ければ長いほど料金は高額になるのが特徴です。

ハイヤー：営業所の出庫〜帰庫まで

ハイヤーはタクシーとは違い、営業所から出る所から営業所に帰庫するまで、利用料金が発生します。また乗車区間の料金システムは、プランによってはタクシーと同様の料金メーター制となっている場合も。さらにハイヤーでは別途で車種ごとの費用も含まれるため、タクシーと同じ距離を走ったとしてもハイヤーの方が利用料金は高額になります。