「退社」と「退職」の違いとは?履歴書にはどちらを書く?意味や使い分けも文学部卒のライターがわかりやすく解説
その2.会社都合により退職
自分は退職したくなくても、会社の事情で退職せざるをえない場合があります。そのような理由であれば「会社都合により退職」と記載しましょう。「会社都合により退職」が使えるのは以下のような例です。
1.勤務先が倒産した
2.勤務先の業績不振で解雇を通告された
3.就職前に示された条件と大幅に違いが見られた
4.給与の未払いもしくは、不当な減額があって退職
5.社内でいじめなどのハラスメントを受けた
その3.期間満了につき退職
あらかじめ働く期間が決められていて、無事に帰還が満了して退職することになった時に「期間満了に付き退職」と記入します。退職する人が期間従業員や契約社員として勤務した時が当てはまりますね。
「退社」と「退職」では誤解を生みにくい「退職」を使うことが多い
「退社」も「退職」も、現在働いている仕事を辞めるという意味で使えます。しかし、履歴書や職務経歴書などに記入する時には、仕事を辞めるという意味のみで使う「退職」の方が誤解を生みにくいです。慣例として「退職」を使った方が混同されにくいですね。迷った時には「退職」を使うことをおすすめします。
