イヤホンの「カナル型」と「インナーイヤー型」はどう違う?使用感や音の違いを音楽大好きライターがわかりやすく解説
機能や着け心地は?まだまだあるイヤホンの種類
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カナル型・インナーイヤー型に限らず、イヤホンには様々な種類があります。選択肢が増えるほど、最適なイヤホンが選びやすくなりますよ。
ノイズキャンセリングイヤホン
ノイズキャンセリングイヤホンとは、名前の通りノイズ(雑音)をキャンセル(取り消し)するイヤホンのことです。イヤホンについているマイクで周囲の音を取り込み、周囲の音と相反する音を発生させることによりノイズを打ち消すことができます。電車や飛行機などで集中して音楽を聞きたいときにおすすめです。
耳かけ式イヤホン
見た目は小さなヘッドホンのようで、耳の上にフックを引っ掛けて使います。発音部が広く音の広がりを表現しやすいことと、長時間の使用でも疲れにくいことが、通常のイヤホンとの違いです。ヘッドホンのようにヘッドバンドがないので、髪型が崩れる心配がないのが嬉しいですね。ただ、周囲の音が聞き取りやすい反面、音漏れもしやすいため、電車内などでは音量に配慮しましょう。
骨伝導式イヤホン
骨伝導式イヤホンは、鼓膜ではなく骨を振動させて音を伝えます。耳を塞がず耳の近くの骨にあてるため、周囲の音を聞きながら音楽を楽しむことができるのです。屋外で使えば車や自転車の音も聞こえるので、ジョギング中も安心ですね。ただ、密閉性がないため音漏れもしやすく、静かな場所ではボリュームを下げる必要があります。
自分に合ったイヤホンで音楽を楽しもう!
長距離移動で集中して音楽が聞きたい、ゲームをするから疲れにくいものがいい、周りの声やアナウンスも聞き取りたい。イヤホンを使う場面は様々でしょう。それぞれのイヤホンの特徴を知っていれば、装着感・音質・使う場所や用途などに応じて使い分けることができます。自分に合ったイヤホンを見つけて、快適に、そして安全に音楽を楽しみましょう。