イヤホンの「カナル型」と「インナーイヤー型」はどう違う?使用感や音の違いを音楽大好きライターがわかりやすく解説
ライター/早坂佳歩
会計事務所に勤務しながら副業webライターとして活動している。用途によってイヤホンやヘッドホンを使い分けるこだわりを持つ。多数のイヤホンを使用してきた音マニアが実体験を踏まえてわかりやすく解説していく。
カナル型とインナーイヤー型の違いをざっくり解説!
image by iStockphoto
カナル型とインナーイヤー型の大きな違いはイヤホンの作りにあります。それによって装着感や音の響き方にも差が出てくるのです。それでは違いをひとつずつみていきましょう。
こちらの記事もおすすめ
イヤホンとヘッドホンの違いって?選び方や音質の高め方、耳への負担などをオーディオオタクがわかりやすく解説
違いその1:構造
構造の違いは見た目からもわかりやすいですね。名前でピンとこなくても、実物を見れば「このイヤホンのことか!」となるのではないでしょうか。
カナル型:耳栓のような形
カナル型イヤホンの先端には、シリコン製のカバー(イヤーピース)がついています。耳栓のように耳の奥に入れ込んで使用するため、密閉度が高く「密閉型イヤホン」と呼ばれることも多いです。
インナーイヤー型:耳に引っ掛ける形
インナーイヤー型イヤホンにはイヤーピースがついておらず、耳の入り口にある耳介という部分に引っ掛けて使用します。カナル型と違い耳の内側に空間が生まれるため、「開放型イヤホン」とも呼ばれていますね。
\次のページで「カナル型:しっかりと耳にフィット」を解説!/