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スキレットと鉄フライパンの違いは?特徴やメリット・デメリットまで料理好きライターが詳しくわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事ではスキレットと鉄フライパンの違いについてみていくぞ。2つとも食材を焼いたり煮たりする道具だが、見分けづらいイメージがあるよな。違いはずばり製造方法のようだが、重さや適した料理など調べてみるといろいろ違いがあるみたいだ。
今回はそんなスキレットと鉄フライパンの違いを、主な特徴から確認しつつ、料理好きライター田嶋と一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/田嶋あこ

料理するのも食べるのも大好きなWebライター。気になった食材や調理器具を積極的に取り入れて、様々な料理にチャレンジ中。日頃の経験を活かして違いを詳しく解説していく。

スキレットと鉄フライパンの主な違いは3つ

image by iStockphoto

みなさんは食材を料理するとき、どのような調理器具を使っていますか?スキレットや鉄フライパンは、焼いたり煮たり火を通すときに便利な器具です。どちらも鉄でできていることもあり、最近の主流であるテフロンフライパンとは一味違った仕上がりになることが最大の魅力。ただ、見た目が似ているので見分けがつきづらいと思っている方も多いのではないでしょうか?

スキレットと鉄フライパンはそれぞれどんな特徴を持っている調理器具であるのか、まずは主な違いを3点解説していきます。

(1)製造方法が違う

スキレットと鉄フライパンは、鉄をどう形成していくか製造方法に違いがあります。スキレットはドロドロに溶かした鉄を型に流しこんでつくる鋳造(ちゅうぞう)で、鉄フライパンは鉄をハンマーやプレスで叩いてつくる鍛造(たんぞう)です。

鋳造の特徴
・大量生産ができるため価格が安め。
・ディティールの凝った複雑なデザインの商品をつくることが可能。
・鍛造と比べるとやや強度が弱いため、全体的に厚みを出して補強しているものが多い。

鍛造の特徴
・叩くことで鉄内部の結晶の向きが整うため、強度が上がる。
・耐久性が非常に高く、長期間使用できる製品が多い。
・製造コストがかかるため、鋳造の製品に比べて価格は高め。

100円ショップなどでもスキレットが販売されているのは、大量生産に向いている鋳造の製品だからだということがわかりますね。鋳造は鍛造の製品と比べてやや強度が弱いと書きましたが、鉄を厚くして耐久性や耐熱性をアップしているため、普通に使う分には全く問題はないので安心してください。

(2)厚みや重さが違う

スキレットと鉄フライパンは製造方法が違うことから、厚みや重さも異なります。スキレットは鉄を叩いて強度を上げる工程がないため、鉄フライパンよりも厚くつくられる場合がほとんど。厚みがあるぶんスキレットの方が重量も重いです。

家庭でよく使われているテフロンフライパンと比べて、それぞれどのくらい重さがあるのかまとめてみました。

平均的な重さ(26cm程度の製品)
・テフロンフライパン:0.9kg
・鉄フライパン:1〜2kg
・スキレット:2〜3kg

数値で比べてみるとかなり差があることがわかりますね。テフロンフライパンに比べるとどちらも重いですが、鉄フライパンはそこまで差がない商品も多いです。

スキレットは厚みをだして補強しているだけあり、同じくらいのサイズで比べるとかなりの重さが。大きいサイズのものを選べば選ぶだけ、普段使っているフライパンのように、片手でササッと調理することは難しくなってくると言えるでしょう。

(3)適した料理が違う

基本的にスキレットや鉄フライパンは、食材を焼いたり煮たりと様々な使い方ができる調理器具です。どちらも作れる料理に大きな差はありませんが、より美味しく仕上がる「適した料理」には違いがあります。

スキレットに適した料理
・ステーキやハンバーグなど厚みのある肉料理
・カレーやシチューなどじっくり火を通したい料理
・アヒージョなど熱々のまま食卓に出したい料理

鉄フライパンに適した料理
・目玉焼き、パスタ、炒め物など手早く熱を通したい料理
・オムレツ、チャーハン、ホットケーキなどフライパンを動かす必要がある料理

\次のページで「スキレットや鉄フライパンのメリット・デメリットが知りたい!」を解説!/

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