幕末日本史江戸時代

5分でわかる国学!単なる古典研究じゃない?幕末の思想・尊王攘夷論や国学の四大人も現役講師ライターが詳しく解説!

よぉ、桜木健二だ。国学という学問を歴史で聞いたことがあるだろう。古典研究を進めていく学問と思われがちだが、国学は幕末の尊王攘夷論につながる大事な学問なんだ。また、国学といえば本居宣長が有名だが、実際には何名もの国学者がいるぞ。
今回は現役講師ライター明東碧吾と一緒に国学について詳しく解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

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ライター/明東碧吾

現役の塾講師で社会科は専門科目。指導には定評があり、楽しくもわかりやすい授業を展開している。文化史が好きで、よく史跡巡りなども趣味で行っている。

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国学って何だ?国学の成立から尊王攘夷論へ

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国学は江戸時代の学問として有名ですね。日本の古典研究を行なっていく学問だと習っていると思います。しかし、国学は幕末の思想である尊王攘夷論につながる重要な思想を研究した学問でもあるのです。まずは国学について概要を見ていきましょう。

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国学の先駆者?元禄期に古典研究が始まる

国学の始まりは江戸前期の国文学から始まります。国文学研究は古今伝授といって、古今和歌集の読み方や解釈を秘伝とする風習を打破する流れから始まりました。古今伝授の歌からの刷新を図る動きから、万葉集を研究する契沖や源氏物語を研究する北村季吟などが出てきました。

つまり、和歌に変化を起こすために始まったのが国文学なのです。

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国学の大成!国学者が尊王論を展開する

契沖の「万葉代匠記」に影響を受けたのが荷田春満です。荷田春満は日本古代の思想や精神である古道の解明を行おうと研究を進めました。荷田春満の弟子が古道を確立した賀茂真淵です。賀茂真淵は古道復活を掲げ、古典研究を行なっていきます。

賀茂真淵の考えは多くの弟子によって受け継がれました。その弟子の一人が本居宣長にです。本居宣長は古道を体系付けすることで国学を大成しました。また、国学を研究する中で本居宣長は復古思想から尊王論を唱えるのです。

ただ、本居宣長の尊王論は幕府を否定するわけではなく、朝廷を尊ぶことで幕府の権威を守ろうという考えでした。

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国学が神道と結合?尊王攘夷運動へ待ったなし!

日本古来の宗教でもあるのが神道です。神道は神社に代表される日本の神々の信仰になります。本居宣長の弟子で、平田篤胤は国学の宗教的側面からアプローチを行い、復古神道を盛んにしました。

復古神道は自国の文化や歴史が優れていて守るべきという国粋主義が強く、外国を受け入れない排外主義でもあったため、幕末の尊王攘夷運動に影響を与えることになるのです。国学中でも復古神道は最終的に尊王攘夷運動に結びつき、幕末を動かす思想へと発展しました。

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和歌世界が変動?国文学の研究が始まる

国学は江戸時代に始まった国文学の研究から始まります。今まで公家の中で嗜まれていた和歌を武家や民衆が行うために、公家の方式にとらわれない自由な作風を目指しました。その中で、古典文学の研究が進んだのです。では、どのような研究があったのかを見ていきましょう。

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