3分で分かる”to”と”ing”の違い!英語初級者が間違いやすいto不定詞と動名詞”ing”を英語オタクが分かりやすくわかりやすく解説
こうして”ing”がついた形を動名詞と呼びます。動名詞の意味は以下の通りです。
動名詞:動詞に名詞としての機能をもたせる。〜すること。
例:Learning English is important.(英語を学ぶことは大切です。)
to不定詞とは異なり、動名詞は名詞としてのみ扱われます。
なぜto不定詞や動名詞が必要なの?
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「こんな複雑な文法がなければ、もっと簡単なのに!」と思ったことはないでしょうか?恥ずかしながら中学生の頃の私はそうでした。しかし、英語の大原則は「1つの文章に主語と述語(動詞)は1つずつ」です。そのためto不定詞や動名詞がなければ、1つのことを伝えるために複数の文章を作らなければなりません。
・to不定詞があれば…
I will go to the sea to swim.(海に泳ぎに行くつもりです。)
・to不定詞がなければ…
I will go to the sea. I will swim there.(海に行きます。そこで泳ぐつもりです。)
to不定詞や動名詞がなければ、1つの内容を伝えるために複数の文章が必要となり余計な混乱を招く可能性があります。to不定詞や動名詞は複雑な文法ですが、文章を簡潔に分かりやすくするために非常に大きな役割を果たしているのです。
名詞的用法のto不定詞と動名詞がややこしい!
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to不定詞と動名詞の共通点。それは、どちらも名詞としての性質を持つということです。名詞として使えるのであれば、動詞の目的語としても使えますよね。ここが1番難しいところです。
「どちらも目的語として使えるなら、どっちでもいいんじゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、常にどちらも使えるというわけではありません。それでは、どのように使い分けるべきなのか、確認していきましょう。
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