3分で分かる”to”と”ing”の違い!英語初級者が間違いやすいto不定詞と動名詞”ing”を英語オタクが分かりやすくわかりやすく解説
今回は英語学習者・学生の第一関門となるこの2つの文法の違いを、中3までbe動詞すら分からなかった英語オタクライターとくじんと一緒に解説していきます。
ライター/とくじん
中学3年生まで万年赤点だった英語にハマり、英語学習に明け暮れた学生時代。社会人となった現在も英語学習を続ける英語オタクが、”to不定詞”と”動名詞”の違いを詳しく解説する。
to不定詞と動名詞”ing”ってなに?
image by iStockphoto
to不定詞、動名詞”ing”どちらも中学2年生で学ぶ英文法です。義務教育で学ぶ英文法、つまり英語の基礎の基礎となる文法。まずは簡単にこの2つの文法を説明します。
to不定詞とは
to不定詞の作り方は、動詞の原形の前に”to”をつけるだけです。例えば、eat(食べる)のto不定詞は、eatの前にtoをつけて”to eat”に。非常に簡単ですね。問題はこのto不定詞の働き。主に3つの働きがあるので、確認しておきましょう。
・名詞的用法:名詞としての働きを持つ。〜すること。
例:To learn English is important.(英語を学ぶことは大切です。)
・形容詞的用法:形容詞(主に名詞を説明する言葉)としての働きを持つ。〜するための、〜すべき。
例:I want something to drink.(私はなにか飲むものが欲しいです。)
・副詞的用法:副詞(主に形容詞、動詞を説明する言葉)としての働きを持つ。〜するために。
例:I will go to the sea to swim.(私は海に泳ぎに行きます。)
堅苦しく〇〇用法と書いていますが、つまりはto不定詞にすることで、動詞を名詞にも形容詞にも副詞にも変身させることができるのです。
動名詞とは
動名詞の作り方は、動詞の最後に”ing”をつけるだけです。ただし、”ing”の付け方には以下のようなルールがあるので、注意しましょう。
・そのまま動詞の最後に”ing”をつける。例:study→studying
・動詞のスペルの最後が子音+eで終わる場合は、eをとって”ing”をつける。 例:give→giving
・スペルの最後が母音1つ+子音で終わる場合は、子音を重ねて”ing”をつける。例:stop→stopping
・スペルの最後が-ieの場合は、ieをとってyをつけて”ing”をつける。例:lie→lying
\次のページで「なぜto不定詞や動名詞が必要なの?」を解説!/