3分で分かる”Who”と”Whom”の違い!疑問詞・関係代名詞の使い分けも英語オタクが分かりやすくわかりやすく解説
”Who”の意味は分かる人は多いと思うが、”Whom”という単語を詳しく説明できるでしょうか?どちらも中学で学んでいるはずですが、違いを理解できていない人が多いらしいのです。よく似ている単語ですがどのような違いがあるのでしょうか。
今回は知っておくと便利な2つの違いを英語オタクライターとくじんと一緒に解説していきます。
ライター/とくじん
中学で英語にハマり英語学習に明け暮れた学生時代。社会人となった現在も英語学習を続ける英語オタクが、”Who”と”Whom”の違いを詳しく解説する。
そもそも”Who”と”Whom”ってなに?
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まずは”Who”と”Whom”を簡単に説明しましょう。どちらも英語の人称代名詞(IやYouのように人を表す言葉)の1つで、この人称代名詞は以下の3つに分類されます。
・主格…主語の働きをする。「〜は、〜が」と訳される。(I,You, He, She, They)
・所有格…誰が所有しているかを表す。「〜の」と訳される。(My,Your,His,Her,Their)
・目的格…目的語(動詞の目的・対象)を表す。「〜に、〜を、〜と」と訳される。(me, you, him, her, them)
”Who”は主格、”Whom”は目的格であることを覚えておいてください。
疑問代名詞としての使い分け
”Who”と”Whom”はいずれも疑問文を作る疑問代名詞としての働きがあります。「主格」「目的格」を頭の片隅に置いて、疑問詞としての”Who”と”Whom”の違いを見ていきましょう。
主語を答える”Who”
”Who”を疑問詞とする文章は誰でも作れると思います。
Who are you?(あなたは誰ですか?)
この質問に対する答えは”I am 〇〇.(私は〇〇です。)”
Whoに対する答えは主語、つまり「誰が」を答えることになります。「動詞の主語(誰が)」を答えてもらいたい場合は主格の”Who”を文頭に置いて疑問文をつくりましょう。
目的語を答える”Whom”
一方”Whom”は目的格の人称代名詞。”Whom”で疑問文を作る場合は、目的語が答えとなります。
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