
冷房:熱を外に出す
冷房は熱い空気を吸い取り、部屋の外に出します。そして、冷えた空気を再度室内に戻して、温度を下げて室内を冷やす仕組みです。冷房は設定温度になるまで、この作業を繰り返します。重要な役割を果たしているのが、エアコンの中にある熱交換器です。
ドライ:水分を外に出す
ドライの機能は水分を外に出すことです。エアコンの中にある熱交換器が、空気の熱を取りながら水分を放出させます。さらに、水分を出して冷えた空気を室内に取り入れる仕組みです。この工程を繰り返して、微弱な冷房運動をしながら部屋の湿度を下げます。
違いその2:光熱費
冷房とドライはどちらも部屋を冷やす点が同じですが、光熱費の違いはあるのでしょうか。この章では、双方の光熱費の違いを紹介します。節電を意識されている方や、エアコン代にお悩みの方は参考にしていただける内容です。
冷房:ドライよりも高い
冷房の使用環境や電力会社との契約によって光熱費は異なるため、正確な電気代は分かりませんが、ドライより光熱費が高い傾向にあります。数円の差ですが、毎日長時間使っていると金額に差は生まれるでしょう。
冷房の光熱費をおさえるには、室温を28℃にすると節約になるといわれています。また、古いエアコンより最新のエアコンの方が、光熱費がおさえられるのでおすすめです。
ドライ:冷房より安い
ドライの光熱費は冷房よりも安い傾向にあります。光熱費をおさえたいなら、冷房よりドライがおすすめです。ただし、ドライの中でも再熱除湿機能は光熱費が高くなるので注意しましょう。再熱除湿機能は冷房と暖房の働きをするため、金額が上がります。
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