
簡単でわかりやすい!電波や光の正体である電磁波とは?種類やメカニズムについて理系学生ライターが3分で詳しく解説
電磁波は、電波や光の正体であり、自分たちのまわりを常に飛び交っている。そして、携帯電話やテレビの存在が当たり前になった現代では、電磁波関連の技術は必要不可欠なものになっているぞ。しかしながら、電磁波の種類やメカニズムについてはあまり知られていないというのが事実でしょう。ぜひこの記事を読んで、電磁波についての理解を深めてくれ。
塾講師として物理を高校生に教えていた経験もある通りすがりのぺんぎん船長と一緒に解説していきます。

ライター/通りすがりのペンギン船長
現役理系大学生。環境工学、エネルギー工学を専攻しており、物理学も幅広く勉強している。塾講師として物理を高校生に教えていた経験から、物理の学習において、つまずきやすい点や勘違いしやすい点も熟知している。
電磁波について詳しく学ぼう!
今回の記事のメインテーマは「電磁波」です。電磁波は直感的に現象のメカニズムを理解することはできません。そのため、電磁波という言葉を聞いたことはあるが、詳しい内容は全然知らないという方も少なくないでしょう。
そこで本記事では、電磁波の正体について物理学の視点で詳しく説明することにしました。具体的には、メカニズムや種類といった観点から電磁波について考察していきますよ。ぜひ最後まで記事を読んでみてくださいね。
電磁波とは?

image by Study-Z編集部
電磁波とは、電場と磁場の変化が空間中を伝搬する現象のことを指します。名前に波という字が含まれていることからもわかるように、電磁波は波動としての性質をもちますよ。
それゆえ、屈折・反射・回折・干渉・散乱などの波動特有の現象を観測することができます。このように聞くと電磁波という存在は身近でないように思われますが、実は光や携帯電話の電波も電磁波の一種です。
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