

今回はそんな会社員に欠かせない昇格・昇進の違いを、定義から確認しつつ、雑学好きライターの熊家と一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/熊家
現在ライターとして、あらゆる分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多数記事を執筆してきた。この経験を生かし雑学の知識を分かりやすく解説していく。
ざっくり昇格と昇進の違いは?

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昇格と昇進は、どのような違いがあるのでしょうか。本記事では、双方の違いを紹介します。概要や昇格・昇進を目指す方法がわかるので、現在会社員の方は必見の内容です。はじめにざっくり違いを紹介するので、一緒に見ていきましょう。
昇格:等級が上がる
昇格とは、等級が上がることです。能力が認められた際に、1級・2級と上がります。この等級制度は「職能資格制度」という名です。企業によって格の名前は異なります。また、係長から課長になったとしても、等級が変わらない場合は「昇格」とは言えません。
昇進:役職が上がる
昇進とは、社内での役職が上がることです。具体的には、「平社員から主任」「課長から部長」などがあげられます。ただし、企業によっては独自に役職が定められていることがあるので、肩書は一概には言えません。
昇進は、ポジションに空きが出た場合や、上司からの推薦・選抜などで任命されます。

昇格と昇進に似た言葉で「昇給」があるが、どのような意味なのだろうか?昇給とは、勤続年数や昇格に応じた賃金の増額のことだ。また、一定の時期にある昇給は、定期昇給と呼ばれている。中小企業の昇給率は、約1.45%が一般的だ!
違いその1:方法

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昇格と昇進をするには、どうすればよいのでしょうか。この章では、昇格・昇進する方法を紹介します。方法がわかると、業務中何を意識すればよいのか、昇格・昇進に自分は何が足りていないのかなどがわかりますよ。詳しく見ていきましょう。