今回はそんな文章作成に欠かせない言葉・漢字の違いを、定義から確認しつつ、雑学好きライターの熊家と一緒に解説していきます。
ライター/熊家
現在ライターとして、あらゆる分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多数記事を執筆してきた。この経験を生かし雑学の知識を分かりやすく解説していく。
ざっくり回答と解答の違いは?
image by iStockphoto
普段何気なく使っている「回答」と「解答」という言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。本記事では双方の違いを紹介します。意味・使い方・例文など、あらゆる情報がわかりますよ。はじめにざっくりと違いを紹介していきます。
回答:返答
回答とは、返答を指します。回答の「回」の「まわす」という意味から、相手の質問に「答えを返す」という意味です。例えばお客様アンケートや、業務改善アンケートなどが、質問や要求にあたります。つまり回答は、人によって違う意見ということです。
解答:答え
解答とは、答えを指します。解答の「解」の「とく」という意味から、問題を「解いて答えを出す」という意味です。他にも、問題を対処するという意味もあります。回答は受け応えるだけでしたが、解答は問題を解決して答えるのが特徴です。
違いその1:使い方
image by iStockphoto
ざっくり回答と解答の違いがわかりましたが、使い方にはどのような違いがあるのでしょうか。この章では、双方の使い方の違いを紹介します。場面による適切な使い方や、条件や目的の違いもわかりますよ。チェックしていきましょう。
回答:意見を伝える
回答は、意見を伝えるときに使います。例えば、自分の意見を使うアンケートやインタビューなどです。これらに答える回答は、正解がなく人によって違います。つまり、回答を求める場合は、あなたの考えていることを知りたいということです。
\次のページで「解答:問題を解いて答える」を解説!/