

今回はそんな英文に欠かせない単語の違いを、定義から確認しつつ、雑学が趣味のライター熊家と一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/熊家
現在ライターとして、さまざまな分野で活動している。文学・歴史などのジャンルが得意で、これまで多数の記事を執筆してきた。この経験を生かし文学・歴史・雑学などの知識を分かりやすく解説していく。
ざっくりsomeとanyの違いは?

image by iStockphoto
「some」と「any」は、中学生の頃に学習する単語です。指導者も説明が難しいと、ご相談が多く寄せられます。学年が上がり、英語の教科に付いていけるのか不安というお子さまも多いでしょう。
使い方がさまざまなうえに、個人によって認識が違う場合があります。本記事は覚えておくと便利な、双方の違いについての解説です。短い時間で要点がご理解いただけます。
こちらの記事もおすすめ

3分でわかるtoとforの違い!意味や動作・ニュアンスの違いなどを雑学好きライターが詳しくわかりやすく解説 – Study-Z
some:存在する
someは「いくつかの」という意味です。対象物が存在していても、どのくらいあるのか不明なときに使用できます。つまり、漠然とした存在ということです。また、someは存在しているものに用いるので、相性が良いのは肯定文となります。
any:存在しない
anyは、「どれか」という意味です。対象物が存在しない場合か、「あるかもしれないし、ないかもしれない」という場合に使われます。肯定文・疑問文・否定文に使われていて、その時々で使い方が変わるのが特徴です。
違いその1:意味

image by iStockphoto
someとanyは、中高の問題で頻出する単語です。意味や使い道がさまざまなので、情報をまとめていきましょう。この章では、両者の意味を紹介します。意味がわかると、英文作成の際に助かりますよ。詳しく見てきましょう。
some:いくつかの
someの意味は、「いくつかの」「何人かの」などです。多くも少なくもないという、漠然とした数を表します。つまり、曖昧さを表現する単語ということです。また、someはanyと比較すると、意味がわかりやすいとされています。
\次のページで「any:どれか」を解説!/