今回はそんな文章作成に欠かせない言葉の違いを、定義から確認しつつ、雑学好きライターの熊家と一緒に解説していきます。
ライター/熊家
現在ライターとして、さまざまな分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし文学や歴史、雑学などの知識を分かりやすく解説していく。
ざっくり体と身体の違いは?
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文章作成の際、「体」と「身体」の違いに迷う方は少なくないでしょう。本記事では、場面ごとに違う「体」と「身体」について紹介します。双方の違いがわかると、文章を読む際や、ニュースを見る際により理解が深まるでしょう。はじめにざっくり違いを紹介します。
体:頭から足までの全体
体とは、頭から足までの全体を表します。生きている「体」です。「からだ」といえば、一般的には「体」を指します。他の読み方は、「たい」「てい」などです。また、哲学的には物質と精神を切り分けた言葉であると、考えられています。
身体:心も含めた心身
身体とは、心も含めた心身を表します。「体」の次に使われる言葉です。身体は「しんたい」と呼ぶことが多いですが、「からだ」と読むこともできます。ただし、「からだ」の読み方は、正式ではなく当て読みです。また、身体は世界を経験するためのものとも考えられています。
違いその1:意味
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ざっくり体と身体の違いがわかりました。続いては、双方の意味についての解説です。一見似ている言葉ですが、意味は少しずつ違います。使用できる場面や、細かい意味の違いがわかりますよ。詳しくみていきましょう。
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