国語言葉の意味

【慣用句】「蘊蓄を傾ける」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

この記事では「蘊蓄を傾ける」について解説する。

端的に言えばの蘊蓄を傾ける意味は「知識や技能のすべてを出しつくす」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

語学好きで歴史好き、名古屋出身で7年間のライター経験を持つeastflowerを呼んです。一緒に「蘊蓄を傾ける」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/eastflower

今回の記事を担当するのは語学好きで英語、中国語が得意な7年目のライター、eastflower。「蘊蓄を傾ける」の言葉の起源やどんな場面で使えるのかをわかりやすく解説していく。

「蘊蓄を傾ける」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「蘊蓄を傾ける」(うんちくをかたむける)の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「蘊蓄を傾ける」の意味は?

まずは、国語辞典の意味を見ていきましょう。

1. 自分の持っている知識・技能のすべてを出しつくす。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「蘊蓄を傾ける」

「蘊蓄を傾ける」の「蘊蓄」(うんちく)とは、「蓄えてきた学問や知識のこと」。「蘊蓄」の「蘊」(うん)も「蓄」(ちく)も両方、「蓄える」という意味の漢字です。「蘊蓄」の「蘊」(うん)は難しい漢字ですが、元々、仏教用語で「積み集まられた物」という概念だったようですね。

「蘊蓄を傾ける」の「傾ける」は、「ものを斜(なな)めにする」という意味でもともと使われてきましたが、斜めにするという意味以外にも「ある一方向に注意や力を集中させる」という意味でも使われます。「愛情を傾ける」や「耳を傾ける」もこの意味で使われていますよね。「蘊蓄を傾ける」は、国語辞典で説明されているとおり、「自分の持てる知識などをすべて出す」という意味なのです。

「蘊蓄を傾ける」の語源は? 

次に「蘊蓄を傾ける」の語源を確認しておきましょう。

「蘊蓄を傾ける」の「蘊」(うん)は、仏教用語であることは補足で説明しましたが「蘊」の文字は現在の中国でも使われています。中国語においても「積み集める」という意味です。「蘊」(うん)という言葉の概念は、インドから中国や韓国を経由して、かなり古くから日本にもあった概念なのかもしれませんね。「蘊蓄を傾ける」という慣用句も同様に昔から使われていたとも考えられるでしょう。

\次のページで「「蘊蓄を傾ける」の使い方・例文」を解説!/

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