雑学

論理と理論の違いとは?言葉の意味・英語表現・例文も小説家兼ライター詳しくわかりやすく解説!

「論理」は”ロジック”

「論理」は英語では「logic(ロジック)」になります。このlogicだけで”論理学”になり、logicianは”論理学者”です。他にもロジックの使い方として、論理的=logical、理論的に=illogical、非論理的=illogical。ちなみに哲学はphilosophy(フィロソフィー)です。

ドラマや小説などで「思考のロジック」や「そのロジックはなかった」のような言葉や台詞を聞いたことはありませんか?この場合おおよそですが「思考の方向性や道筋」となります。

ちなみに「お絵描きロジック」とは、縦と横の数字をヒントに塗りつぶすマトリクス(数字)を利用したゲームです。

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「ロジックツリー」という言葉を知っているだろうか?これは、様々な問題を文字通り”木の枝”のように分解し、原因や解決方法を発見する際に活用できるフレームワーク(骨組み/構造)だ。

例えば、日本の世帯数を調べる際、「人口全体(=かたまり)」を「男性」と「女性」に分け、それぞれ「結婚」「未婚」の4つに分けて調べると、未婚の男性が多いことに気付く。こうした作業こそが「論理的=ロジカル」になるわけだ。

「理論」はセオリー

「理論」は英語では「theory(セオリー)」になりますが、逆にtheoryを日本語に訳すと「理論」以外に「仮説※1」や「理屈」など。調べてみると、日本語とは少し意味が違う使い方をしていました。

語源はギリシャ語の「見ること/見解」の意味を持つtheoreticalです。学問上では「学理(practice=変化)」や「原理」の意味でも使われています。

日常では「〇〇監督のセオリー!勝つための法則△△」や「これが俺のセオリーだ!」のように、目的に到達するために経験値を利用した方法や手段のような意味意味合いで使われているようです。

※1.仮説(=仮設)…何らかの現象や法則を説明する際、真偽をおいて仮の答えとして使う命題。ビジネスや一般では、ある事象や論点に対する仮の答え、判明していないことに関する仮の答えとして使うことが多い。

「論理」と「理論」に関係する言葉

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「論理」や「理論」の話をすると、耳馴染みのない言葉がいくつか登場します。何となくはわかっていながらも、意味や使い方については“ピン”とこないかもしれませんね。そこでこちらでは、簡単な説明や例文を紹介します。

「法則」・「原理」・「原則」

まず「法則」とは、ある現象とある現象の関係を示す言葉です。以前流行った「マーフィーの法則」なら”失敗する可能性のあるものは失敗する”という経験則から、常に最悪の場合を想定する予防―フェールセーフ(※2)の概念を指します。日常生活ですと「洗車をすると雨が降る」などがあげられるでしょう。

「原理」とは、多くの物事・事象を成り立たせる根本的な法則(規則)です。「原則」は特別な場合を除いて一般に適用される根本的な法則(規則)。この2つを合わせた言葉に「原理原則」がありますが、これは基本的な決まり(法則・規制)の意味を“原理原則”の2つを重ねることで強調しています。

※2.フェールセーフ…何らかの装置やシステムは必ず壊れる(誤作動)することを前提に、そうなっても絶対に人命を危険に晒さないシステムを構築する設計手法。似た言葉に「フールプルーフ(ミスができない工夫)」があります。使い方としてはフェールセーフ設計やフールプルーフ設計など。

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