
今回はそんなお洒落な果物に欠かせない洋梨・ラフランスの違いを、定義から確認しつつ、雑学好きライターの熊家と一緒に解説していきます。

ライター/熊家
現在ライターとして、さまざまな分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし文学や歴史、雑学などの知識を分かりやすく解説していく。
ざっくり洋梨とラフランスの違いは?

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おしゃれな果物といえば、洋梨やラフランスが思い浮かぶ方は多いでしょう。どちらも見た目が似ているため、区別しづらい果物です。本記事では、双方の違いを紹介します。見た目や原産地、栄養などが詳しく分かりますよ。はじめにざっくり解説します。
洋梨:バラ科ナシ属
洋梨はバラ科ナシ属で、ヨーロッパが原産です。「西洋梨」と呼ばれることもあります。起源は中国ですが、西ヨーロッパに移動して分化しました。ドイツやイギリスで栽培されるようになったのは、16世紀頃といわれています。
洋梨はねっとりした食感と甘さが特徴で、香りがとても芳醇です。
ラフランス:洋梨の一種
ラフランスは洋梨の一種で、フランスが原産です。1864年にフランスのクロード・ブランシュが発見しました。フランスを代表する美味しい果物という意味で、「ラフランス」と名付けられました。
また、日本でもラフランスは栽培されていますが、山形県には樹齢100年以上の木が存在しています。
違いその1:形

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洋梨とラフランスについて、ざっくり違いが分かりましたが、見た目にはどのような違いがあるのでしょう。この章では、双方の形の違いを紹介します。イメージが湧きやすくなったり、形で見分けられるようになったりしますよ。
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