文化・歴史言葉雑学

5分でわかる!落語と講談の違いとは?演目・浪曲・漫才・コントも小説家兼ライターがわかりやすく解説!

よぉ、桜木建二だ。この記事では「落語」と「講談(こうだん)」の違いについてみていくぞ。
これら2つの言葉はどれも、古くから日本で愛されてきた芸能で、寄席などの演芸場で楽しむイメージがあるよな。

その違いはずばり、\”オチ\”の有無などがあげられるんだが、演目や小道具などを調べてみると他にも色々あるみたいだ。

今回はそんな2つの違いや似た言葉などを、神社や名所巡りの他にカフェ通いが好きな小説家兼ライターさらささらと一緒に調べていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

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ライター/さらささら

少女向け小説家兼ライター、神社や名所を訪ねるのが趣味。お話のネタにするため様々な雑知識を集めました。わかりやすい言葉で説明します。

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「落語」と「講談」とは?

image by iStockphoto

皆さんは「落語」と聞いてどんなイメージがあるでしょうか?羽織と扇子で高座にあがる噺家(はなしか)さん。今なら日曜に放映されている『笑点』メンバーが分かりやすいかもしれませんね。

一方、「講談」とは一体なんでしょう。大学などの「講義」と同じ”講”と、「談笑」や「談話」の”談”を持つこの言葉は、どの字も”会話”に関係する漢字です。それならば、「講談」は「落語」と同じ意味を持つ言葉なのでしょうか?

そこでこちらでは、江戸時代の昔から庶民に愛され続ける大衆芸能「落語」と「講談」の意味や違いについて調べてみました。

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「落語」は西と東で道具の数が違う

「落語」を演じる(話す)人は、”落語家”または”噺家(はなしか)”と呼ばれています。「落語」には「上方落語(※1)」と「江戸落語」があり、言葉や成り立ちに加え演目など様々な点で違うようです。

例えば、「上方落語」は演じる際の道具として、拍子木(小拍子)、見台(※2)、膝隠し、扇子、手拭いを使いますが、「江戸落語」では簡素化され、扇子と手拭いのみになります。

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≪注釈≫
※1.上方(かみがた)…京都や大阪を始めとする近畿地方一帯を指す。
※2.見台(けんだい)…書物を読むための台。譜面台を低くしたようなもの。

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上方落語と江戸落語では関西弁と江戸言葉である以外に、その成り立ちにも大きな差がある。

上方落語が公衆の前で演じる”大道芸”なのに対し、江戸落語は室内の”お座敷芸”が始まりだ。これは上方が商人の町として栄え、江戸は侍や大名が大半を占めていたからだ。

階級制度も上方落語は芸歴5年以上と15年以上で区分するのに対して、江戸落語は”見習い→前座→二つ目→真打ち”と昇進するぞ。

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「講談」は張り扇で釈台を叩く

「講談」は江戸時代には「講釈(こうしゃく)」と呼ばれており、そのため演じる人も講釈師から講談師へと呼び名が変わりました。今なら神田伯山(かんだ はくざん)さんなどが有名ですね。

「講談」に使う道具は、釈台(※3)と張り扇(※4)。使い方は、釈台を張り扇で叩きながら話します

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