・新聞紙やタオルで包む
・発泡スチロールの箱に入れて空気を遮断した状態で保管
・密封方のビニール袋に入れて、空気を遮断して保管
・冷凍庫に入れて保管
・暗所、冷所、風が通らない場所に置いて保管
・砕かず大きなブロック状のまま保管
・ペットボトルやビンなどの容器に入れない。
・運転者や乗客がいる自動車内に持ち込まない。
・地下室や寒気のない場所で貯蔵・取り扱いしない。
・直接手で触れない。
・ドライアイスで遊ばない。
・ドライアイスを口に入れない。
・食品添加物として扱わない。炭酸飲料は作れません。
ドライアイスの事故事例
東京消防庁管内では、平成17年4月から平成21年12月までに、ドライアイスによる事故で22名が医療機関に搬送されています。事故発生要因の約79%が「ペットボトル等にドライアイスを入れて破裂させてしまった」事故であり、遊んでいた時に起きた事故だったことが明らかです。さらに、9歳以下では「食べた」ことで事故も起きています。
見た目が氷と似ていて、危険なことが分かりにくいドライアイスですが、性質は氷とは違い、事故につながる可能性も高い物質です。大人も含め、ドライアイスの性質と危険性について理解した上で扱うようにしましょう。
ドライアイスに水をかけたときに発生する白い煙の正体は「水」。雲の成分と同じだった。
ドライアイスに水をかけると大量に発生する煙の正体は、ドライアイスによって冷やされた空気中の水蒸気。水か氷かは未だ解明されていませんが、雲のようなものだと考えて間違いないでしょう。
ドライアイスは身近なところで手に入る面白い科学実験の材料です。取り扱いに注意は必要ですが、安全に気を遣いながら一度遊んでみてはいかがでしょうか。