今回はそんな新幹線の座席に欠かせない車両の違いを、定義から確認しつつ、雑学好きライターの熊家と一緒に解説していきます。
ライター/熊家
現在ライターとして、さまざまな分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし文学や歴史、雑学などの知識を分かりやすく解説していく。
ざっくり普通車とグリーン車の違いは?
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新幹線に乗車する際、普通車とグリーン車のどちらかを選択できます。グリーン車の方がゆったり座れて、料金が高いというイメージがありますが、具体的にはどのような違いがあるのでしょうか。今回の記事では、双方の違いを紹介します。
普通車:シートがやや狭い
普通車はシートがやや狭いのが特徴です。窮屈とまではいきませんが、多くの乗客者が座れることを目的にした作りとなっています。そのため、特にサービスはなく、社内販売があるくらいです。乗客は、子連れ家族やグループなどさまざまなので、社内は少し賑やかな印象があります。
グリーン車:シートにゆとりがある
グリーン車は、シートにゆとりがあります。普通車と比較すると、座席数が少ないのが特徴です。また、座席の幅や肘掛部分が広いので、長時間の移動もゆったりと過ごせます。1人でゆったりと過ごされている方が多いので、社内は静かな印象です。
特徴1:座席の違いは?
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はじめに、普通車とグリーン車の違いをざっくり紹介します。グリーン車は普通車と比べて、ゆったり座れるというイメージがありますが、座席はどのような仕組みなのでしょうか。双方の座席の違いについて、詳しく見ていきましょう。
普通車:3列×2列
普通車の座席は3列×2列です。座席の配列は通路を挟み、2人掛けと3人掛けの5席が基本となります。満席の状態で、3人掛けの中央に座ると窮屈に感じるでしょう。空席の場合であれば、特に窮屈に感じることなく着席できます。
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