1. お知らせが何度も来ていたにも関わらず、その案件を余所にしていたあなたのせいですよね。適当に扱っていたから、もう後戻りできませんよ。
2. そんな余所にする態度をされるなら、私はもう関わりませんよ。これまでどれだけ貢献したと思っているのですか。
3. 彼女に何度も電話しているのだけれど、ずっと余所にされているみたいだ。何が悪かったのだろう、せめて直接謝りたい。
例文の1と2は「おろそか」といういい加減に扱うという意味で、例文3は「無視」という意味で「余所にする」が使われていることがわかりますね。どの例文においても、何らかの物事が芳しくない状況であることもこの慣用句の特徴と言えるかもしれません。
1. 「なおざり」
今回最初にご紹介する類義語が「なおざり」です。口語でもよく用いられる慣用句ですが、国語辞書にて意味を確認しておきましょう。
1. いいかげんにしておくさま。本気でないさま。おろそか。
2. ほどほどで、あっさりしているさま。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「なおざり」
「余所にする」の類義語としては1の意味ですね。「おろそか」という方の意味と「なおざり」はほとんど同じであることがわかります。なお漢字では「等閑」と書きますから念のため覚えておきましょう。
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