
今回はそんな映画鑑賞に欠かせない上映方法の違いを、定義から確認しつつ、雑学好きライターの熊家と一緒に解説していきます。

ライター/熊家
現在ライターとして、さまざまな分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし文学や歴史、雑学などの知識を分かりやすく解説していく。
ざっくり4DXとMX4Dの違いは?

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新感覚の映画の楽しみ方ということで、最近は4DXとMX4Dの映画が流行っています。シアター自体が、アトラクションのような仕組みです。まだ体感したことが無い方は、双方の違いは分からないでしょう。今回の記事では、4DXとMX4Dの違いを紹介します。はじめにざっくり違いを見ていきましょう。
4DX:微細な演出
4DXは韓国の会社『CJ4 DPLEX』で開発された製品で、微細な演出が特徴的です。自然環境にこだわりがあり、雪・熱風・嵐などの表現にリアリティがあります。また、スクリーンが通常の映画よりも大きいので、映画の世界に入っているかのような感覚を楽しめるでしょう。
MX4D:臨場感溢れる演出
MX4Dはアメリカの会社『メディアモーション』で開発された製品で、臨場感溢れる演出が特徴的です。座席シートにこだわりがあり、座席の突き上げや首周りの刺激など、バリエーションが豊富にあります。他にも、風・ミスト・香り・ストロボといった連動も特徴的です。
特徴1:座席の動き方の違いは?

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ざっくりと4DXとMX4Dについて分かりましたが、座席はどのような動きをするのでしょうか。この章では、双方の座席の動きについて紹介します。どちらの座席が自分に合うのかが分かりますよ。詳しく見ていきましょう。
4DX:リアリティがある
4DXの座席は、リアリティのある動きを楽しめます。座席は1人かけの椅子で、モーションシートです。前後・上下・左右に動くと同時に、振動も加わります。そのため、映像の動きとそっくりの動きが再現可能です。カーチェイスや空を飛んでいる映像のときは、同じ行動をしているような感覚を楽しめます。
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