「骨惜しみ」
「命を捧げる」の対義語としては「骨惜しみ」(ほねおしみ)が挙げられるでしょう。「苦労するのを嫌がって、怠けること。」という意味ですから、対義関係にあることがわかりますね。
「not spare oneself」
「命を捧げる」を英語で言い回す場合は、「not spare oneself」が挙げられるでしょう。「spare」が「取っておく」「節約する」という意味ですから、その否定形として「骨身を惜しまず」や「努力をいとわない」となります。「spare no effort」も同じように使用可能ですよ。以下に例文を見てみます。
・Since your score is not increasing, don’t be sidetracked and pull out your dictionary with determination and without sparing yourself. If you don’t do that, you won’t learn anything.
点数が伸びていないのだから、横着していないで命を捧げる覚悟で辞典を引きなさいよ。そうしないと身につかないでしょ。
・I’m having a hard time deciding on a menu. What should I do when we open next week? If I don’t spare myself and do my best, I’m sure I’ll fail.
メニューがなかなか決められず困っているんだ。来週オープンなのにどうしよう、命を捧げて頑張らないと絶対失敗する。
・The opponent in the final is a strong school. We know that their bodies are tired from the consecutive games they have played so far, but they will spare no effort to achieve their long-cherished goal.
決勝の相手は強豪校だ。これまでの連戦で体が疲れていることは知っているが、悲願を達成するためには命を捧げて力を振り絞ろう。
「命を捧げる」を使いこなそう
この記事では「命を捧げる」の意味・使い方・類語などを説明しました。簡単に復習しておきましょう。
「命を捧げる」は何か大切な物事や人間のために命を差し出す際、又は死を覚悟しながら尽くす際に使用する言葉でした。なかなか人生の中で「命を捧げる」場面には出くわさないかもしれませんが、いざそのような時だと感じた際には全力で頑張れるよう、普段から準備や根回しをしておく必要がありますね。