この記事ではmayとmightの違いについてみていきます。どちらも英語を勉強しはじめると、序盤で習う単語で、日常会話でよく使うイメージがあるよな。違いはずばり自信度の高さようですが、使い分け・使う頻度・例文など調べてみるといろいろ違いがあるみたいです。
今回はそんな英会話に欠かせないmayとmightの違いを、定義から確認しつつ、雑学好きライターの熊家と一緒に解説していきます。

ライター/熊家

現在ライターとして、さまざまな分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし文学や歴史、雑学などの知識を分かりやすく解説していく。

ざっくりmayとmightの違いは?

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英語の授業で序盤に「may」と「might」を習います。どちらも「かもしれない」という意味がありますが、2つの違いを詳しく説明できる方は多くないでしょう。今回の記事では、mayとmightの違いを紹介します。はじめに、ざっくりと違いを知っていきましょう。

may:自信のあるときに使う

mayは自信度が高いときに使います。基本の使い方は、may+動詞の原形です。「かもしれない」であっても、高確率で実行します。また、否定形の使い方は、may+not+動詞の原形です。他にも、過去形や未来形といった使い方もできます。

might:自信の無いときに使う

mightは自信の無いときに使います。基本の使い方は、might+動詞の原形です。「かもしれない」と言っていても、実行する可能性は低くなります。また、否定形の使い方は、might+not+動詞の原形です。他にも、過去形や未来形といった使い方もできます。

特徴1:使い分けの違いは?

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ざっくりmayとmightの違いが分かったので、ここからは深く掘り下げていきます。実際に使い分けるには、どのように覚えたら良いのでしょうか。この章では、mayとmightの使い分ける方法を紹介します。英作文をつくる際の、参考にもなるでしょう。

\次のページで「may:許可・可能性・推量」を解説!/

may:許可・可能性・推量

mayは動詞の持つ意味に、許可・可能性・推量などの意味を付加します。一見どの意味で伝えているのか迷いますが、主語を見ると分かりやすいでしょう。例えば、主語がyouの場合は、許可の意味になることが多くあります。

might:自制の一致

mightは自制の一致によって、mayの過去形になる場合がありますが、形は過去形でも現在の意味で使われることの方が多くあります。また、mayとmightはほとんど同じ意味ですが、mightの方が「可能性が高い」「丁寧」なニュアンスです。

特徴2:使う頻度の違いは?

mayとmightの使い方が分かりましたが、使う頻度はどちらの方が多いのでしょうか。この章では、mayとmightの使う頻度の違いを紹介します。使う頻度を知っていると、会話でどちらを使うか迷った際に見分けやすいでしょう。

mayの方が少ない

mayは少々かしこまった印象を与えるので、日常会話での使用頻度は多くありません。ただし、フォーマルな場では使用頻度が高くなります。また、一部の国・地域によっては、mayの方が使われることがあるので注意しましょう。

mightの方が多い

mightの方が日常でよく使います。mightはmayとほぼ同じ意味ですが、mayの「してもいいですか」の意味は、mightでは使いません。その代わりに、mightは「かもしれない」の意味で、mayよりもよく使われます。

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特徴3:例文の違いは?

mayとmightの使い分けや、使う頻度が分かりました。では、実際にmayとmightが使われる文章は、どのような内容なのでしょうか。この章では、mayとmightの例文の違いを紹介します。どのような場面で使うのか、より具体的にイメージできるでしょう。

推量のmayの例文

推量のmayは「She may know you(彼女はあなたを知っているかもしれない)」という、例文があげられます。否定形で表したい場合は「He may not know you(彼はあなたを知らないかもしれない)」です。どちらも自信のある推量の文章になります。

推量のmightの例文

推量のmightは「I might cook breakfast tomorrow(私は明日朝食を作るかもしれない)」という、例文があげられます。否定形で表したい場合は「I might not cook breakfast tomorrow(私は明日朝食を作らないかもしれない)」です。どちらも自信度の低い文章になります。

mayとmightに似ている単語

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ここまででmayとmightについて、理解が深まったかと思います。ただし、mayとmightの似ている単語は何でしょうか。この章では、mayとmightに似ている単語を紹介します。より理解が深まるでしょう。

couldも「かもしれない」という意味

couldも「かもしれない」という意味です。ただし、確信度が違います。mayは自信が高くて、mightは自信が低いときに使う単語でした。couldの場合は、ほとんど自信の無いときに使用します。自信度を分かりやすく表すと、mayは50%・mightは30%・couldは10%程度です。

mayとmightの違いは自信の高さ

mayとmightはどちらも「かもしれない」という意味がありますが、自信の高さに違いがあります。使う場面は、mayは自信が高いときで、mightは自信の低いときです。日常会話での使用頻度は、mayよりもmightの方多く使います。

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言葉雑学

3分でわかるmayとmightの違い!使い分けや使う頻度・例文の違いなどを雑学好きライターが詳しくわかりやすく解説

この記事ではmayとmightの違いについてみていきます。どちらも英語を勉強しはじめると、序盤で習う単語で、日常会話でよく使うイメージがあるよな。違いはずばり自信度の高さようですが、使い分け・使う頻度・例文など調べてみるといろいろ違いがあるみたいです。
今回はそんな英会話に欠かせないmayとmightの違いを、定義から確認しつつ、雑学好きライターの熊家と一緒に解説していきます。

ライター/熊家

現在ライターとして、さまざまな分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし文学や歴史、雑学などの知識を分かりやすく解説していく。

ざっくりmayとmightの違いは?

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英語の授業で序盤に「may」と「might」を習います。どちらも「かもしれない」という意味がありますが、2つの違いを詳しく説明できる方は多くないでしょう。今回の記事では、mayとmightの違いを紹介します。はじめに、ざっくりと違いを知っていきましょう。

may:自信のあるときに使う

mayは自信度が高いときに使います。基本の使い方は、may+動詞の原形です。「かもしれない」であっても、高確率で実行します。また、否定形の使い方は、may+not+動詞の原形です。他にも、過去形や未来形といった使い方もできます。

might:自信の無いときに使う

mightは自信の無いときに使います。基本の使い方は、might+動詞の原形です。「かもしれない」と言っていても、実行する可能性は低くなります。また、否定形の使い方は、might+not+動詞の原形です。他にも、過去形や未来形といった使い方もできます。

特徴1:使い分けの違いは?

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ざっくりmayとmightの違いが分かったので、ここからは深く掘り下げていきます。実際に使い分けるには、どのように覚えたら良いのでしょうか。この章では、mayとmightの使い分ける方法を紹介します。英作文をつくる際の、参考にもなるでしょう。

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