
端的に言えば「調べがつく」の意味は「いろいろと調べて必要な情報が得られる」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
建設系広報誌の企画や校閲を6年経験したMaicodoriを呼んです。一緒に「調べがつく」の意味や例文、類語などを見ていきます。
ライター/Maicodori
建設系広報誌の企画・校閲などに6年以上携わり、言葉の意味や使い方を調べることが得意なWEBライター。年間100冊を超える豊富な読書量も活かし、「調べがつく」の意味をわかりやすく伝える。
「調べがつく」の意味は?
「調べがつく」には、次のような意味があります。
いろいろと調べて必要な情報が得られる。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「調べがつく」
「調べがつく」は「しらべがつく」と読み、何らかの物事について様々な観点から調査をして、結果として必要な情報が入手できた際に使用する言葉です。漢字で書くと「調べが付く」ですから合わせて覚えておきましょう。
「調べがつく」の語源は?
次に「調べがつく」の語源を確認しておきましょう。「調べがつく」の語源は明確ではありませんが、2つの単語がくっついた慣用句ですから、それぞれの意味を確認してみます。
まず「調べ」は「必要な情報を得るためにいろいろ調べること。調査。」という意味ですね。次に「つく(付く)」は様々な意味を有していますが、ここでは「ある定まった状態がつくられる。解決する。まとまる。落着する。」という意味です。
そのため「調べがつく」を丁寧に言い回すと「必要な情報を得るためにいろいろ調べた結果、まとまった」という意味になることがわかりますね。
「調べがつく」の使い方・例文
「調べがつく」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
\次のページで「「調べがつく」の類義語は?違いは?」を解説!/