


解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。
ライター/mmQn
雑学大好きの現役大学生mmQn。普段から料理をするのが大好きで、食に関する雑学は得意分野。料理経験も活かしわかりやすく解説する。
シナチクとメンマは同じもの!

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結論、シナチクとメンマは同じ食べ物になります。当初はシナチクという名で浸透していたそうですが、後にメンマと呼称されるようになったそう。シナチク・メンマはどんな食べ物かというと、麻竹を茹でて発酵させたものを乾燥させ水で戻したものです。以下より詳しく解説していきます。
麻竹とは?シナチク・メンマは麻竹の加工品!
上記で触れたようにシナチク・メンマは麻竹を原料とします。麻竹とは以下のように定義されるイネ科の竹。この麻竹をボイルし、その後長期間自然発酵させた後、数日間天日干しすることでメンマ・シナチクが完成します。
イネ科の竹。高さ20~30メートル。枝は直角に出て、葉は長楕円形。竹の子はメンマといい、食用。インドやミャンマーに産する。
(出典:デジタル大辞泉(小学館)「麻竹(まちく)」)

メンマ・シナチクはその原料が食物繊維豊富な竹であり、それゆえに製造する段階で発酵過程があることから、ダイエットに良い食べ物と言えるぞ。
麻竹とたけのこの違いは?相違点は4点!

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ここで混同するのが一般的なたけのことシナチクの・メンマの原料である麻竹の違い。端的に言えば、ともにイネ科の竹で、両者の相違点は大きく4点です。以下より詳しく解説していきます。
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