今回は「シナチク メンマ」の違いについて解説していきます。ラーメンのトッピングによく用いられることの多いメンマ・シナチク。コリコリとした食感が特徴的な食べ物でありますがみんなは両者の違いを知っているか。この記事ではそんなシナチクとメンマの違いに加え、タケノコやザーサイ、カンピョウとの違いについてを雑学大好き現役大学生ライターmmQnと一緒に解説していきます。

ライター/mmQn

雑学大好きの現役大学生mmQn。普段から料理をするのが大好きで、食に関する雑学は得意分野。料理経験も活かしわかりやすく解説する。

シナチクとメンマは同じもの!

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結論、シナチクとメンマは同じ食べ物になります。当初はシナチクという名で浸透していたそうですが、後にメンマと呼称されるようになったそう。シナチク・メンマはどんな食べ物かというと、麻竹を茹でて発酵させたものを乾燥させ水で戻したものです。以下より詳しく解説していきます。

麻竹とは?シナチク・メンマは麻竹の加工品!

上記で触れたようにシナチク・メンマは麻竹を原料とします。麻竹とは以下のように定義されるイネ科の竹。この麻竹をボイルし、その後長期間自然発酵させた後、数日間天日干しすることでメンマ・シナチクが完成します。

イネ科の竹。高さ20~30メートル。枝は直角に出て、葉は長楕円形。竹の子はメンマといい、食用。インドやミャンマーに産する。

(出典:デジタル大辞泉(小学館)「麻竹(まちく)」)

麻竹とたけのこの違いは?相違点は4点!

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ここで混同するのが一般的なたけのことシナチクの・メンマの原料である麻竹の違い。端的に言えば、ともにイネ科の竹で、両者の相違点は大きく4点です。以下より詳しく解説していきます。

\次のページで「違いその1.原料と品種」を解説!/

違いその1.原料と品種

まず両者の相違点は原料・品種。日本国内で一般的に食べられているたけのこのほとんどは孟宗竹の新芽、淡竹や真竹、根曲がり竹、寒山竹といったすべての竹の芽の総称のことで、これらはメンマの原料である麻竹と品種が異なります。また、たけのこは新芽を食用としていますが、麻竹は100cmほど成長させたもの食用としているのも大きな特徴です。

違いその2.原産国

シナチク・メンマの原料である麻竹は主に中国や台湾が原産国ですが、日本で一般的に食べられるたけのこは日本原産のものが多いです。というように、両者は原産国が異なります。また麻竹は日本ではほぼ栽培できないため、輸入に頼っているのが現状だそうです。

違いその3.収穫時期

シナチクの原料である麻竹の収穫時期は7月~10月ごろ、たけのこは3~4月ごろで両者は収穫時期・旬の時期が異なります。この時期のずれは、原産国が異なるという点やたけのこが新芽として収穫されるのに対し麻竹が100cmほど成長した段階で収穫する点にあるでしょう。

違いその4.加工の有無

両者は加工するか否かも相違点です。麻竹は発酵させるなどの工程を経て、メンマ・シナチクへと加工されますが、たけのこは生のままや水煮などで食べることができます。麻竹という言葉が私たちに馴染みがないのはこの点で、麻竹は加工を施されることでメンマまたはシナチクと呼ばれる食べ物として流通しているのです。

シナチク・メンマの歴史と語源

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麻竹の加工品であるシナチク・メンマ。果たして両者の語源はなんなのか。ここからは語源と歴史について解説していきます。

シナチクの語源:志那+麻竹

まずシナチクという名の語源ですが、シナチクは「志那」と「麻竹」が合わさった言葉になります。第二次世界大戦前後において、日本は中国のことを「志那」と呼んでおり、その志那で採取された麻竹であることから「シナチク」と呼ばれるようになったそうです。

\次のページで「シナチクはなぜメンマと呼ばれるようになったのか?」を解説!/

シナチクはなぜメンマと呼ばれるようになったのか?

上述してきたようにメンマはもともとシナチクという呼び名で浸透していた食べ物。ではなぜメンマという呼び名ができたのか。解説すると、メンマという言葉はラーメンの「メン」と「麻竹」が合わさった言葉で、ラーメンなどの麺にトッピングする麻竹という意味で名付けられたそう。また戦後になると、志那という呼び名が改められたことで、シナチクよりもメンマという呼び名に変化していったそうです。

似たような言葉「ザーサイ」「カンピョウ」との違いは?

ここで似たような言葉として混同しやすい「ザーサイ」「カンピョウ」について解説していきます。シナチク・メンマとの違いも含めみていきましょう。

1.ザーサイ:アブラナ科アブラナ属に属する植物

ザーサイとはアブラナ科アブラナ属に属する植物で、もともとは中国の四川省で栽培が始まったとされる野菜の一つ。高菜の仲間でもあり、日本では漬物として一般的に食べられています。またザーサイは漢字で「搾菜」と表記され、その由来は漬物を作る工程の中で野菜の塩分をしっかりと絞る作業から名付けられたそうです。

2.カンピョウ:ウリ科の植物であるユウガオの果実を干したもの

一方でカンピョウはウリ科の植物であるユウガオの果実を干した食べ物になります。甘辛く煮て海苔巻きの具などで使用されるのが一般的です。

メンマ・シナチクを活用したレシピをぜひご家庭で!

この記事ではシナチクとメンマの違いについて解説してきましたが、おさらいすると両者は同じ食べ物の呼称でもともと「シナチク」と呼ばれていたものが後に「メンマ」という呼び名が浸透していきました。そんなメンマは一般的にラーメンのトッピングとして食べられることが多いですが、さまざまな料理にも活用できます。白ネギやラー油と一緒にメンマを和えるだけで副菜、またはお酒のおつまみの一品に早変わり。ぜひこの機会にメンマ・シナチクを活用したレシピに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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3分でわかるシナチクとメンマの違い!タケノコやザーサイ、カンピョウとの違いは?シナチク・メンマの語源も合わせて雑学大好き現役大学生がわかりやすく解説

今回は「シナチク メンマ」の違いについて解説していきます。ラーメンのトッピングによく用いられることの多いメンマ・シナチク。コリコリとした食感が特徴的な食べ物でありますがみんなは両者の違いを知っているか。この記事ではそんなシナチクとメンマの違いに加え、タケノコやザーサイ、カンピョウとの違いについてを雑学大好き現役大学生ライターmmQnと一緒に解説していきます。

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雑学大好きの現役大学生mmQn。普段から料理をするのが大好きで、食に関する雑学は得意分野。料理経験も活かしわかりやすく解説する。

シナチクとメンマは同じもの!

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結論、シナチクとメンマは同じ食べ物になります。当初はシナチクという名で浸透していたそうですが、後にメンマと呼称されるようになったそう。シナチク・メンマはどんな食べ物かというと、麻竹を茹でて発酵させたものを乾燥させ水で戻したものです。以下より詳しく解説していきます。

麻竹とは?シナチク・メンマは麻竹の加工品!

上記で触れたようにシナチク・メンマは麻竹を原料とします。麻竹とは以下のように定義されるイネ科の竹。この麻竹をボイルし、その後長期間自然発酵させた後、数日間天日干しすることでメンマ・シナチクが完成します。

イネ科の竹。高さ20~30メートル。枝は直角に出て、葉は長楕円形。竹の子はメンマといい、食用。インドやミャンマーに産する。

(出典:デジタル大辞泉(小学館)「麻竹(まちく)」)

麻竹とたけのこの違いは?相違点は4点!

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ここで混同するのが一般的なたけのことシナチクの・メンマの原料である麻竹の違い。端的に言えば、ともにイネ科の竹で、両者の相違点は大きく4点です。以下より詳しく解説していきます。

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