特徴3:例文の違いは?
ここまでで、「a」「an」の使い分けが分かりました。では、「a」「an」の例文は、どのような違いがあるのでしょうか。どのような文章のつくりになるのか、気になるでしょう。この章では、「a」「an」の例文をご紹介します。
a:I have a pen
「a」を使った例文は「I have a pen(ペンを1本持っています)」です。他にも、「She has a brother(彼女は1人兄弟がいます)」があります。この例文から、子音の前に「a」が付いていることが分かりますね。他にも聞き手は、本数や人数を把握していない状態であることも分かります。
an:I have an idea
「an」を使った例文は、「I have an idea(アイデアが1つあります)」です。他にも、「She has an uncle(彼女は叔父が1人います)」があります。この例文から、母音の前に「an」が付いていることが分かりますね。他にも聞き手は、アイデアの数や人数を把握していない状態であることも分かります。
a・anとtheとの違いは?
「a」「an」と似たような冠詞で、「the」があります。「a」「an」は「複数ある中の1つ」という意味がありますが、「the」はどのような意味なのでしょうか。この章では、「the」との違いをご紹介します。
theは「ひとつしか存在しない物や人」
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「the」は「ひとつしか存在しない物や人」というような、特定の対象に使われます。また、「世界に1つしかない」という広い規模でも使用可能です。例えば、「The earth(地球)」「The sun(太陽)」などがあります。
aとanの違いは「その後にくる単語が子音か母音か」
aとanの違いは「その後にくる単語が子音か母音か」です。「a」はその後に来る単語の頭文字が、「aeiou」以外の場合に使われます。「an」はその後に来る単語の頭文字が、「aeiou」の場合に使われるのが特徴です。表記以外に発音でも使い分けができます。