甘味種の代表例:ピーマン、パプリカ
甘味種の代表例といえば「ピーマン」「パプリカ」。違う品種の食べ物として認識していた方も多いと思いますが、実は同じ品種。というのも、ピーマンは英語で「green pepper」または「sweet pepper」と一般的に呼ばれ、pepperは唐辛子を意味します。なので、ピーマンやパプリカは甘味種に部類される唐辛子なのです。
こちらの記事もおすすめ
パプリカは色で栄養の違いがある?ピーマンとの違いや特徴・効能も主婦歴35年料理大好きライターがわかりやすく解説
ししとうは甘唐辛子に部類される唐辛子!
image by iStockphoto
では本題であるししとうと甘唐辛子の違いについてですが、結論を言ってしまえばししとうは甘唐辛子に部類される唐辛子です。つまり、甘唐辛子はししとう含め総称名になります。
ピーマンとししとうは何が違う?
上述してきたようにピーマンは甘味種に部類される唐辛子。同じ甘味種に部類されるししとうとの違いは一体なんなのか。結論を言ってしまえば、両者は植物学的には同種。ただ、その外見は少々異なります。見た目の相違点としては、丸っこい方がピーマン、細長い方がししとうというように判別するそう。この形の違いは、ピーマンが辛みをなくす品種改良によって誕生した野菜だからだそうです。
辛いししとう、辛くないししとうの見分け方はある?
ピーマンはもちろん品種改良によって辛くありませんが、ししとうは稀に辛みのあるものがあります。ではその判別は可能なのか。解説すると、大きく4つの判別方法があります。まず形の整い具合で判別する方法で、形がいびつなほど辛みがあるししとうである可能性が高いです。他には、焼いた際に香りの強いものやししとうの中に入っている種の少ないもの、収穫時期が夏のものが辛いししとうである傾向があります。
\次のページで「似たような言葉「万願寺とうがらし」「伏見とうがらし」との違いは?」を解説!/