
チョコレート好きの君は、1度は板チョコを食べたことがあるでしょう。その時に、透明な袋に入ったお菓子もあるのに、なぜ板チョコは銀紙で包装しているのか不思議に思わなかったでしょうか?実は、その銀紙は食品包装に革命をもたらしたと言ってもよいアルミ箔なんです。では、なぜチョコレートの包装にアルミ箔が利用されるのか?アルミニウムの特性から学習していこう。
高校・大学にて化学も専攻していたチョコレート大好きライター園(その)と一緒に解説していきます。

ライター/園(その)
数学は苦手だけれど、生物と化学が得意な国立大学農学部卒業の元リケジョ。動物の中でも特に犬が好きで、趣味は愛犬をモフること。分かりやすく面白い情報を発信していく。
アルミニウムとは
アルミニウムとは銀白色の金属で、電気をよく通す・リサイクルしやすいなど様々な特性があり、私たちの生活に欠かせないものになっています。
アルミニウムの6つの特性
アルミニウムには多くの特性がありますが、ここではチョコレートの銀紙に使われている理由を考えるうえで重要な特性だけを紹介しますね。
- きれい
- 加工しやすい
- 毒性がない
- 耐食性がある
- 光や熱を反射する
- 水分や気体を通しにくい
\次のページで「アルミニウムの特性とチョコレートの成分から考えるアルミ箔の利点」を解説!/